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日本語訳における注記:

【重要】 この文書は、W3Cワーキンググループノート「Techniques for WCAG 2.0」(原文は英語: 2012年1月3日公開)を情報通信アクセス協議会の「ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC) 実装ワーキンググループ(WG2)」が翻訳と修正をおこなって公開しているものです。この文書の正式版は、あくまで W3Cのサイト内にある英語版であり、この文書には翻訳上の間違い、あるいは不適切な表現が含まれている可能性がありますのでご注意ください。最新で正確な情報は、W3Cが公開している原文(英語)にてご確認ください。

【注意】 実装方法のタイトルが英語のままになっているものは、日本語訳を行っていないため、原文(英語)にリンクしています。

目次

W3C

WCAG 2.0 実装方法集

WCAG 2.0の実装方法と不適合事例

W3C ワーキンググループ・ノート 2012年1月3日

このバージョン:
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-WCAG20-TECHS-20120103/(英語)
最新バージョン:
http://www.w3.org/TR/WCAG20-TECHS/(英語)
前のバージョン:
http://www.w3.org/TR/2010/NOTE-WCAG20-TECHS-20101014/(英語)
編集者:
Michael Cooper, W3C
Loretta Guarino Reid, Google, Inc.
Gregg Vanderheiden, Trace R&D Center, University of Wisconsin-Madison
過去の編集者:
Ben Caldwell (until September 2010 while at Trace R&D Center, University of Wisconsin-Madison)
Wendy Chisholm (until July 2006 while at W3C)
John Slatin (until June 2006 while at Accessibility Institute, University of Texas at Austin)

概要

"Techniques for WCAG 2.0" は、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0[WCAG20]の達成基準を満たしたいと考えるウェブコンテンツ制作者に情報を提供する文書である。実装方法は、WCAG 2.0の達成基準を満たすために用いることができる具体的なコンテンツ制作方法である。この文書では、あらゆるウェブコンテンツ技術に適用可能で基本的な方法を説明する "General Techniques"、そして特定のウェブコンテンツ技術に適用可能な情報を提供するウェブコンテンツ技術特有の実装方法を提供している。[ここから削除]W3Cでは、独自仕様でないウェブコンテンツ技術の実装方法のみを文書化しており、WCAGワーキンググループはその他のウェブコンテンツ技術のベンダーが、その技術を用いたWCAG 2.0への適合のしかたを説明する同様の実装方法を文書化することを望んでいる。 [削除ここまで][ここから追加]ウェブコンテンツ技術特有の実装方法は、「一般(General)」の実装方法に取って代わるものではない。コンテンツ制作者は適合に向けて作業する際には、「一般(General)」の実装方法とウェブコンテンツ技術特有の実装方法の双方を考慮に入れる必要がある。[追加ここまで]この文書で提供されている実装方法を用いることによって、ウェブコンテンツはそれらを用いない場合よりも容易にWCAG 2.0の達成基準に適合することができる。

この文書で提供されている実装方法以外にも、WCAG 2.0に適合するために用いることのできる実装方法があるかもしれない。WCAGワーキンググループがメンテナンスする実装方法集ができるかぎり包括的なものになるように、そのような実装方法の追加をWCAGワーキンググループが検討できるように、WCAGワーキンググループに対して提案することを奨励する。是非 "Techniques Submission Form(英語)" を使って、追加すべき実装方法を提案していただきたい。

[ここから追加]

いくつかの実装方法には、「ユーザーエージェント及び支援技術によるサポート」のセクションがある。時間の経過に伴い、ユーザーエージェントや支援技術のバージョンは最新版ではなくなることがある。しかし、新しいバージョンがリリースされるたびに、このセクションを更新することは約束できない。コンテンツ制作者は、その時点でユーザーが使用しているユーザーエージェント及び支援技術を用いて各実装方法を検証する必要がある。 「WCAG 2.0 解説書」の アクセシビリティサポートを理解するを参照のこと。

[追加ここまで]

この文書は、W3C Web Accessibility Initiative (WAI)が提供する WCAG 2.0 関連文書群の一つである。この文書は、WCAG 2.0 が W3C 勧告として公開されたのと同時に、ワーキンググループ・ノートとして公開されたものである。WCAG 2.0 とは異なり、「WCAG 2.0 実装方法集」の情報は随時更新されていく予定である。WCAG、関連技術文書、教育用素材へのイントロダクションは、ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン (WCAG) 概要(英語)を参照のこと。

この文書のステータス

この節では、この文書の発行された時点でのステータスを説明する。他の文書が、この文書にとって代わっている場合もある。現行のW3Cの発行文書、及び、この技術レポートの改訂版は、http://www.w3.org/TR/ にある W3C テクニカルレポート・インデックス(英語)で参照可能である。

これは、ワーキンググループ・ノートの「WCAG 2.0 実装方法集」である。この実装方法集は、WCAG 2.0 勧告に適合する方法に関するガイダンスを提供するために、WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) ワーキンググループ(英語)によって作成されたものである。各実装方法は、WCAG 2.0 解説書及びHow to Meet WCAG 2.0(英語)から参照されている。この文書のコンテンツはガイダンスを提供する参考情報であり、WCAG 2.0 に適合するための要件を定めた規定文書ではないことに留意してほしい。

ワーキンググループへのコメントは、オンライン・コメントフォーム(英語)を使って送っていただきたい。もしそれができない場合は、public-comments-wcag20@w3.org宛に電子メールで送信することもできる。公開メーリングリストのアーカイブ(英語)は一般に公開されている。この文書に関して寄せられたコメントは、この文書の将来のバージョン、もしくは、他の方法で対処されるかもしれない。なお、コメントに対して、ワーキンググループが正式な返答をする予定はない。WCAG ワーキンググループのメーリングリスト(英語)での議論のアーカイブは一般に公開されており、この文書に関して寄せられたコメントについては、ワーキンググループが将来的に対処することがあるかもしれない。

実装方法を新たに文書化する上で手助けとなる皆さんからの提案を特に歓迎している。実装方法を提案する際には、実装方法提案フォーム(英語)を使っていただきたい。

この文書は、W3Cの ウェブアクセシビリティ・イニシアティブ(英語)(WAI)の活動の一環として作成されたものである。WCAG ワーキンググループの目的は、ワーキンググループ趣意書(英語)に記載されている。WCAG ワーキンググループは、WAI テクニカル・アクティビティ(英語)の一つである。

ワーキンググループ・ノートとしての公開は、W3C 会員による承認されたものという意味ではない。これはドラフト文書であり、いつでも更新されたり、いつでも他の文書に置き換えられたりすることがある。この文書を、作成作業中のものとして引用すること以外は不適切である。

この文書は、2004年2月5日付W3C特許ポリシー(英語)に則って運営するワーキンググループによって作成された。W3C では、ワーキンググループの成果物に関係する一般公開されている特許のリスト(英語)を管理しており、そのページには特許開示にあたっての指示も含まれている。基本的な請求項(英語)を含む特許について実際に知識のある人は、W3C 特許ポリシー 第6章(英語)に従って、その情報を開示することが求められる。


目次

附録