WCAG 2.0 実装方法集

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F47: 達成基準 2.2.2 の不適合事例 - blink要素を用いている

適用(対象)

HTML 及び XHTML

これは、次の達成基準に関連する不適合事例である:

ユーザーエージェント及び支援技術によるサポート

blink 要素はWindows用Internet Explorer 6ではサポートされていない。ユーザーエージェントのNetscape/Mozillaシリーズ及びWindows用Operaではサポートされている。

解説

blink 要素は正式なHTML又はXHTMLの仕様の一部ではないが、多くのユーザーエージェントによりサポートされている。要素内のあらゆるテキストが予め決定された周期で点滅する。これは、利用者が中断することはできず、また環境設定によって無効にすることもできない。ウェブページが表示されている限り、点滅は続くことになる。そのため、点滅が3秒より長く続く可能性があることから、blink を用いているコンテンツは達成基準を満たしていないことになる。

事例

不適合事例 1

製品リストのページで、セール価格に注意を引くため、blink 要素を用いている。利用者が点滅をコントロールできないため、このウェブページは達成基準を満たしていない。

コード例:


<p>わが社の素晴らしい製品 <blink>セール! 44,995ドル!</blink></p>
			

検証

チェックポイント

  1. コードにblink 要素が存在する。

判定基準

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。