WCAG 2.0 実装方法集

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G125: 関連するウェブページへナビゲートするリンクを提供する

適用(対象)

リンクを含む全てのウェブコンテンツ技術

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

解説

この実装方法の目的は、関連するウェブページへのリンクを提供することによって利用者が追加情報の場所を特定できるようにすることである。 それは、達成基準 2.4.5の実装に十分なコンテンツを配置するための一連の実装方法の一つである。 リンクは、World Wide Webの基本的な構成要素であり、ウェブを相互接続されたウェブコンテンツにするメカニズムである。大半のウェブコンテンツ制作者は、ウェブページを制作する場合に無意識にこの技術を用いている。

例1

ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 2.0は、ガイドラインと達成基準の中で使われる用語を定義したドキュメントへのリンク、異なる達成基準をどのように満たすかを説明したドキュメントへのリンク、 そのセクションの異なるサブセクションへのリンクを含む各セクションの目次、及びComparison of WCAG 1.0 checkpoints to WCAG 2.0(英語)へのリンクを含んでいる。利用者がこのドキュメントを拾い読みするときは、これらのリンクをたどって関連情報を探すことができる。

参考リソース

参考リソースは案内目的のみであり、保障を意味するものではない。

検証

チェックポイント

ウェブページ内の各リンクに対して:

  1. そのリンクが関連する情報へのリンクである。

判定基準

注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。