WCAG 2.0 実装方法集

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H35: applet要素に代替テキストを提供する

適用(対象)

applet要素が非推奨ではない場合に、Javaアプレットを読み込んでいるHTML及びXHTMLドキュメント

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

ユーザーエージェント及び支援技術によるサポート

解説

この実装方法の目的は、アプレットのラベルを提供するalt属性を用いること及びapplet要素のボディに代替テキストを提供することによって、アプレットに対する代替テキストを提供することである。この実装方法では、ユーザーエージェントごとに、alt属性及びapplet要素のボディのサポート状況が異なるため、両方のメカニズムを必要としている。

事例

事例 1:三目並べゲームのアプレット

コード例:

<applet code="tictactoe.class" width="250" height="250" alt="三目並べゲーム">
   三目並べゲーム
</applet>  

検証

チェックポイント

  1. applet要素のソースコードを見る。

  2. アプレットに対する代替テキストがapplet要素のalt属性にある

  3. アプレットに対する代替テキストがapplet要素のボディの中にある。

判定基準

注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。