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WCAG 2.0 実装方法集

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G97: [ここから変更] 略語の初出時にその直前か直後に元の語を提供する[変更ここまで][ここから削除] 元の語のすぐ後に略語を提供する[削除ここまで]

適用(対象)

テキストを提供する全てのウェブコンテンツ技術

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

解説

この実装方法の目的は、ウェブページの中で略語が最初に現れたとき、元の語を略語に関連付けることで、略語の元の語を分かるようにすることである。ウェブページで最初の使用箇所を探すことで、すべての略語の元の語を見つけることができる。

[ここから追加] 英語では、[追加ここまで]単語、句または名前を、略語、頭文字語、頭字語、又は他の短縮表記によって短くするときは、省略された表記を提供する前に完全な表記を提供する。こうすることで、テキストが読みやすくなり、多くのスタイルガイドでも勧められている。[ここから追加] その他の言語では異なる慣習があることもある。[追加ここまで]

略語の中には、元の語より説明を必要とするものがあることに注意する。そのような略語には、この実装方法は適切ではない。

この実装方法はウェブページで略語の初出時に適用される。複数の資料をひとつのウェブページに結合するとき、それぞれの資料の冒頭で略語の元の語が示される。しかしながら、この場合、元の語を提供するための異なる実装方法を使うことが、より適切であるかもしれない。

事例

事例 1

「国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、1950年に難民の保護と支援を提供するために設立された。」

[ここから追加]

WAI (Web Accessibility Initiative) があることは、W3Cのアクセシビリティへの取り組みの証のようなものである。

[追加ここまで]

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

チェックポイント

コンテンツにある略語それぞれに対して:

  1. その略語の最初の使用箇所を探す。

  2. 最初の使用箇所の直前[ここから追加] または直後[追加ここまで]に、略語の元の語がある。

  3. その元の語が、略語の使用として正しい元の語である。

判定基準

注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。