【注意】 この文書は、W3C エディターズドラフト Understanding WCAG 2.1 の 2019 年 3 月 6 日版を、ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) が翻訳して公開しているものです。この文書の正式版は、W3C のサイトにある英語版です。正確な内容については、W3C が公開している原文 (英語) をご確認ください。この翻訳文書はあくまで参考情報であり、翻訳上の誤りが含まれていることがあります。翻訳上の誤りを見つけられた場合は、翻訳に関するコメント (Google フォーム)からご連絡ください。

【重要】 原文の Understanding WCAG 2.1 自体、ワーキンググループによって今後も継続的に修正されていくものと思われます。この文書の内容は古くなっていることがあります。あくまでも参考程度にご覧ください。

WCAG 2.1 解説書

Updated 6 March 2019


概要

WCAG 2.1 解説書は、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1 [WCAG21] を理解して実践するための案内書である。WCAG 2.1 の関連文書群の中の一つだが、この文書のコンテンツはガイダンスを提供する参考情報であり、WCAG 2.1 に適合するための要件を定めた規定文書ではないことに留意されたい。WCAG やその関連技術文書、教育用素材などへのイントロダクションは、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) Overview を参照のこと。

この文書のステータス

これは「WCAG 2.1 解説書」の公式版であり、Web Content Accessibility Guidelines 2.1 から参照されている。このリソースは、ガイドラインを満たすためにガイドの解釈および達成方法の更新に応じてメンテナンスされる。

コメントするためには、W3C WCAG GitHub リポジトリにイシューを提出していただきたい。この文書で提案されている達成基準は課題管理での議論を参照しているが、ワーキンググループは、パブリックコメントを新しいイシューとして提出するよう要請する。GitHub アカウントを作成してイシューを提出することは自由である。GitHub でイシューの提出が実現できない場合、public-agwg-comments@w3.org (comment archive) へ電子メールを送付していただきたい。

イントロダクション

WCAG 2.1 解説書は、WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) 2.1 [WCAG21] を理解して実践するために不可欠な案内書である。WCAG 2.1 の規定となる定義や要件はすべて WCAG 2.1 自体の文書で読むことができるが、その考え方や条項に馴染みのない方もいるかもしれない。WCAG 2.1 解説書は、読者の皆さんがその意図やどのようにガイドラインと達成基準が連携しているのかをよりよく理解できるように、各ガイドライン、及び、各達成基準について、WCAG 2.1 の規定にはならない詳細な解説を提供している。また、それぞれの達成基準を満たすのに十分であることをワーキンググループが確認した達成方法、及び、達成方法の組合せの事例も紹介している。そして、それぞれの達成方法の詳細にもリンクを提供している。

WCAG 2.0 解説書との関係

WCAG 2.0 解説書 [UNDERSTANDING-WCAG20] は、 Web Content Accessibility Guidelines 2.0 [WCAG20] をサポートするための重要なリソースである。WCAG 2.1 解説書は、WCAG 2.1 の新しい達成基準をサポートする並列したリソースである。現時点では、WCAG 2.0 の新機能に関連するコンテンツのみが含まれている。将来のバージョンには、WCAG 2.1 がどのように進化し、最適なサポートを提供するためにどのような構造が決定されているかに応じて、WCAG 2.0 に関連するコンテンツが含まれる可能性がある

WCAG 2.0 解説書とは異なり、この文書はテクニカルレポートとして発行されていない。この変更は文書の手続きを減らし、Accessibility Guidelines Working Group の内容を維持し構造を最適化する能力を高める。ワーキンググループは、内容が信頼できるものであると考えている。フィードバックが必要性を示している場合、将来その文書をテクニカルレポートとして発行することができる。

WCAG 2.1 解説書の構造

この文書は、入門書ではなく、ガイドラインとその達成基準に関する詳細な技術解説である。WCAG やその関連技術文書、教育用素材などへのイントロダクションは、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) Overview を参照のこと。

WCAG 2.1 解説書は、ガイドラインごとに構成されている。各ガイドラインには、ガイドライン X.X を理解するという節がある。そのガイドラインの意図と、ガイドラインに関係あるが、そのガイドラインの達成基準のいずれにも特に関係のない参考達成方法も同様にそこに列挙されている。

ガイドライン X.X を理解するという節の後には、そのガイドラインの達成基準ごとに、達成基準 X.X.X を理解するという節が続いている。これらの節にはそれぞれ以下の情報が提供されている:

WCAG 2.1 文書の各ガイドラインからは、この文書のガイドライン X.Xを理解するという節に直接リンクしている。同様に、WCAG 2.0 文書の各達成基準からも、この文書の達成基準 X.X.Xを理解するという節に直接リンクしている。

WCAG 2.1 達成方法集

WCAG 2.1 に特有の達成方法がWCAG 2.0 の達成方法に追加された、一式である。達成方法変更履歴はWCAG 2.1 が発行されてから追加された新しい達成方法を記録する。

解説書変更履歴

WCAG 2.1 が発行されて以降に大幅に更新された解説書の文書一覧:

  1. : Pull request 550 からの変更に基づき、非テキストのコントラストを更新。

参考文書に対する最近の変更の詳細については、github の更新を参照のこと。

謝辞

Accessibility Guidelines Working Group (AG WG) への参加に関する詳細な情報は、ワーキンググループのホームページを参照。

この文書の作成時にアクティブだった AG WG 参加者:

以前に活動していた他の WCAG WG 参加者及び WCAG 2.0、WCAG 2.1、又は関連文書への他の貢献者

Paul Adam, Jenae Andershonis, Wilhelm Joys Andersen, Andrew Arch, Avi Arditti, Aries Arditi, Mark Barratt, Mike Barta, Sandy Bartell, Kynn Bartlett, Chris Beer, Charles Belov, Marco Bertoni, Harvey Bingham, Chris Blouch, Paul Bohman, Frederick Boland, Denis Boudreau, Patrice Bourlon, Andy Brown, Dick Brown, Doyle Burnett, Raven Calais, Ben Caldwell, Tomas Caspers, Roberto Castaldo, Sofia Celic-Li, Sambhavi Chandrashekar, Mike Cherim, Jonathan Chetwynd, Wendy Chisholm, Alan Chuter, David M Clark, Joe Clark, Darcy Clarke, James Coltham, Earl Cousins, James Craig, Tom Croucher, Pierce Crowell, Nir Dagan, Daniel Dardailler, Geoff Deering, Sébastien Delorme, Pete DeVasto, Iyad Abu Doush, Sylvie Duchateau, Cherie Eckholm, Roberto Ellero, Don Evans, Gavin Evans, Neal Ewers, Steve Faulkner, Bengt Farre, Lainey Feingold, Wilco Fiers, Michel Fitos, Alan J. Flavell, Nikolaos Floratos, Kentarou Fukuda, Miguel Garcia, P.J. Gardner, Alistair Garrison, Greg Gay, Becky Gibson, Al Gilman, Kerstin Goldsmith, Michael Grade, Karl Groves, Loretta Guarino Reid, Jon Gunderson, Emmanuelle Gutiérrez y Restrepo, Brian Hardy, Eric Hansen, Benjamin Hawkes-Lewis, Sean Hayes, Shawn Henry, Hans Hillen, Donovan Hipke, Bjoern Hoehrmann, Allen Hoffman, Chris Hofstader, Yvette Hoitink, Martijn Houtepen, Carlos Iglesias, Richard Ishida, Jonas Jacek, Ian Jacobs, Phill Jenkins, Barry Johnson, Duff Johnson, Jyotsna Kaki, Shilpi Kapoor, Leonard R. Kasday, Kazuhito Kidachi, Ken Kipness, Johannes Koch, Marja-Riitta Koivunen, Preety Kumar, Kristjan Kure, Andrew LaHart, Gez Lemon, Chuck Letourneau, Aurélien Levy, Harry Loots, Scott Luebking, Tim Lacy, Jim Ley, Alex Li, William Loughborough, N Maffeo, Mark Magennis, Kapsi Maria, Luca Mascaro, Matt May, Sheena McCullagh, Liam McGee, Jens Oliver Meiert, Niqui Merret, Jonathan Metz, Alessandro Miele, Steven Miller, Mathew J Mirabella, Matt May, Marti McCuller, Sorcha Moore, Charles F. Munat, Robert Neff, Charles Nevile, Liddy Nevile, Dylan Nicholson, Bruno von Niman, Tim Noonan, Sebastiano Nutarelli, Graham Oliver, Sean B. Palmer, Devarshi Pant, Nigel Peck, Anne Pemberton, David Poehlman, Ian Pouncey, Charles Pritchard, Kerstin Probiesch, W Reagan, Adam Victor Reed, Chris Reeve, Chris Ridpath, Lee Roberts, Mark Rogers, Raph de Rooij, Gregory J. Rosmaita, Matthew Ross, Sharron Rush, Joel Sanda, Janina Sajka, Roberto Scano, Gordon Schantz, Tim van Schie, Wolf Schmidt, Stefan Schnabel, Cynthia Shelly, Glenda Sims, John Slatin, Becky Smith, Jared Smith, Andi Snow-Weaver, Neil Soiffer, Mike Squillace, Michael Stenitzer, Diane Stottlemyer, Christophe Strobbe, Sarah J Swierenga, Jim Thatcher, Terry Thompson, Justin Thorp, David Todd, Mary Utt, Jean Vanderdonckt, Carlos A Velasco, Eric Velleman, Gijs Veyfeyken, Dena Wainwright, Paul Walsch, Daman Wandke, Richard Warren, Elle Waters, Takayuki Watanabe, Gian Wild, David Wooley, Wu Wei, Kenny Zhang, Leona Zumbo.

有効な資金提供者

この出版物は、当初は契約番号 ED-OSE-10-C-0067 のもとで、現在は契約番号 HHSP23301500054C のもとで米国保健福祉省・障害者自立生活リハビリテーション研究所 (NIDILRR) の政府資金によって一部賄われている。この出版物の内容は、必ずしも米国保健福祉省又は米国教育省の見解や政策を反映するものではなく、また商品名、商用製品、組織の言及は米国政府による支持を意味するものではない。