適用 (対象)
コンテンツに機能性が含まれる全てのウェブコンテンツに適用される。
これは達成基準 2.1.1: キーボード (より具体的な手法を用いる十分な達成方法) に関する達成方法である。
解説
この達成方法の目的は、キーボード又はキーボードインタフェースに依存している人がコンテンツの機能にアクセスできるようにすることである。そのためには、非キーボードの UI イベントによって引き起こされるすべてのイベントハンドラが、キーボードベースのイベントとも関連付けられることを確認する、又は他のデバイス特有の機能によって提供された機能を達成するために冗長なキーボードベースのメカニズムを提供する。
事例
- 事例 1: ドラッグ&ドロップ機能 写真のアプリケーションに、スライドショーのような提示のためにオンラインアルバム内で写真を並び替えることができるように「ドラッグ」及び「ドロップ」の機能がある。また、利用者がキーボードのみを用いて写真を選び、リスト内の適切な場所でアイテムを「切り取り」及び「貼り付け」できる機能もある。
- 事例 2: 並び替え機能 質問事項をドラッグで動かして調査票を作ることができるウェブアプリケーションには、テキストフィールドの付いた質問リストがあり、利用者が質問番号を入力することによって、必要に応じて質問事項を並び替えることができる。
検証
手順
- すべての機能がキーボードだけを使ってアクセスできることを確認する。
期待される結果
- 1.の結果が真である。