適用 (対象)
この達成方法は、機能性のための制限時間付きインタラクションを求めない操作の実装をサポートする、あらゆる技術又は手法に適用される。
これは達成基準 2.2.3: タイミング非依存 (十分な達成方法) に関する達成方法である。
解説
この達成方法の目的は、利用者が操作の完了に必要な時間を、利用者に提供することである。この達成方法は、制限時間付きインタラクションを必要としない特定の操作を提供することを含む。利用者には、操作に必要なだけの時間が認められる。
事例
- ある授業のインタラクティブな試験には、一つのページに全ての問題を載せている。利用者には全ての問題を解き終えるのに必要なだけの時間が与えられている。
- あるインタラクティブなゲームで、利用者は制限時間内に移動を完了しなければならない代わりに、自分のターン上で好きなだけ時間がかけられる。
- あるオンラインオークションで、入札者は時間をずらして複数回の競争入札を提出するのではなく、一つの値段だけを提出できる。入札は丸一日開かれており、簡単な入札フォームへの入力を完了するのに十分な時間が、誰にでも与えられる。入札が終了すると、最高入札が勝利する。
参考リソース
この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。
検証
手順
- 制限時間付きのインタラクションがあるかどうかを判断する (クライアントサイド及び/又はサーバーサイド)。
期待される結果
- 1. の結果が偽である。