代替テキスト:
ガイドライン1.1を理解する
ガイドライン 1.1: すべての非テキストコンテンツには、拡大印刷、点字、音声、シンボル、平易な言葉などの利用者が必要とする形式に変換できるように、代替テキストを提供する。
ガイドライン 1.1の意図
このガイドラインの目的は、すべての非テキストコンテンツが、テキストでも利用可能であるようにすることである。「テキスト」とは、電子テキストのことを指し、画像化された文字のことではない。電子テキストには、表現形態が定まらないという優れた利点がある。すなわち、テキストは、視覚的にも、聴覚的にも、触覚的にも、あるいはそれらのどのような組合せによっても描画可能だということである。つまり、電子テキストで描画される情報は、利用者のニーズを最もよく満たすどのような形態でも提供可能なのである。また、テキストは、容易に拡大することが可能であり、音声読み上げが可能なので、読字障害のある利用者にとっても理解しやすく、利用者のニーズを最もよく満たすどんな触覚的な形態でも描画可能である。
注記: コンテンツをシンボルに変換することは、発達障害や発話理解困難のある利用者のためにグラフィック・シンボルに変換することを含むが、そういったシンボルの使い方に限定するわけではない。
ガイドライン 1.1 の参考にすべき実装方法(特定の達成基準に特有ではない実装方法)
このガイドラインにある各達成基準を満たすための実装方法は、この後に達成基準ごとに挙げられている。しかし、このガイドラインに対処するための実装方法がどの達成基準にも該当しない場合は、ここで挙げている。そういった実装方法は、どの達成基準を満たす上でも必須ではないし、十分でもないが、ウェブコンテンツの種類によってはより多くの利用者にとってよりアクセシブルにすることができるものである。
音声しか含まないファイルに手話ビデオを提供する(リンク追加予定)