適用 (対象)
HTML 及び XHTML
これは達成基準 3.1.3: 一般的ではない用語 (G112: インラインの定義を使用するの達成方法として十分) に関する達成方法である。
解説
この達成方法の目的は、その語句の定義を伴って語句が用いられている箇所のマーク付けに dfn
要素を用いることである。dfn
要素は、囲んだ用語の定義対象であることを示すのに用いる。言い換えれば、その語句がその場所で定義されている場合に、その用語の存在をマーク付けするのである。ただし、用語を囲むのであって、定義を囲むわけではないことに注意すること。この達成方法は、定義方法に関する G112: インラインの定義を使用するとともに用いられる。
事例
事例 1
次のコードは、dfn
要素の使用例である。
<p>The Web Content Accessibility Guidelines require that non-text content has a text alternative. <dfn>Non-text content</dfn> is content that is not a sequence of characters that can be programmatically determined or where the sequence is not expressing something in human language; this includes ASCII Art (which is a pattern of characters), emoticons, leetspeak (which is character substitution), and images representing text .</p>
参考リソース
この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。
- HTML 4.01 DFN Element
訳注:
HTML 4.01 は Superseded Recommendation としてマークされ、廃止された仕様である。上記は、HTML Standard§4.5.8 The dfn element を代わりに参照できる。
検証
手順
- テキストの中で、インラインで定義されている単語、つまり単語の近くの文章に定義が出現するものを全て特定する。
- インラインで定義されているそれぞれの単語が、
dfn
要素に含まれていることを確認する。
期待される結果
- 2. の結果が真である。