適用 (対象)
テキストを含むあらゆるウェブコンテンツ技術
これは達成基準 3.1.3: 一般的ではない用語 (Sufficient using a more specific technique as a way to meet G101: 一般的ではない、又は限定された用法で用いられている単語又は語句の定義を提供する) に関する達成方法である。
解説
この達成方法の目的は、一般的ではない、又は限定された用途で用いられているあらゆる用語に対して文脈の中で定義を提供することである。定義は、単語が使われている直前又は直後のいずれかに、テキストで提供される。定義は、定義される単語として同じ文の中、又は異なる文の中に含まれてもよい。
事例
事例 1: エーテル
彼はエーテルを介して音が伝わると信じていた。それは、宇宙空間に満たされている物質と考えられていた。
事例 2: ドライバー
プリンタのドライバーをアップデートする必要があるかもしれない (ドライバーはプリンタの特定の指示を含んでいるソフトウェアである)。
事例 3: W3C のキーワード
定義: この基準で、「must」、「must not」、「required」、「shall」、「shall not」、「should」、「should not」、「recommended」、「may」、及び「optional」のキーワードは、 RFC 2119 に記載されている解釈による。
事例 4: 文脈中で定義された日本語の慣用句の表現
この事例では、日本語における慣用句表現の定義を提供するために括弧を使用する。日本語の語句には「彼はさじを投げる。」と書かれている。これは、彼が何もできず、最終的にあきらめたことを意味している。
さじを投げる (どうすることもできなくなり、あきらめること)。
検証
手順
一般的ではない、又は限定された用途で使われる個々の単語又は語句に対して:
- 単語の初出箇所の前か後ろのいずれかで、単語がテキストで定義されていることを確認する。
期待される結果
- 1.の結果が真である。