適用 (対象)
利用者のデータ入力を受け入れているコンテンツ
これは、次の達成基準に関する達成方法である:
解説
この達成方法の目的は、利用者にアクションを確認させる手間 (例えば、ウェブフォームを送信した時に、それが正常に完遂されたことを利用者に確認させる) をなくすことである。アクションが成功したかを確認させるように促す代わりに、アクションが成功したか明確に示すフィードバックを常に提供することで達成することができる。
アクションを確認するために、情報に目を通すことが容易ではない利用者の大きな手間が費やされる時がある (例えば、データベースにデータが正常に送信された、人に送られた、編集されているコンテンツに追加された)。
事例
- 利用者がシステムにログインする際、応答として「正常にログインできました」と表示される。そのため、利用者はログインできたかどうかを知るための手がかりとして、利用者名があるか、ログインリンクがログアウトリンクに変わったか、などを探して画面中を見てまわる必要がない。それらを探すことは、時間の浪費となる可能性がある。
- 利用者がクイズ又はテストを送信する。応答において、テストが正常に送信されたと知らせている。そのため、利用者は送信が正常に行われたかを確認するために、送信されたテストのリストなどを探し回る必要がない。
- 訪問者がウェブサイトでアカウントを作る。フォームを送信した後に、「登録が正常に送信されました……」とフィードバックされる。もし登録の後に自動的にログインするのであれば、フィードバックに「……ログインしました。」と追記される。もし確認が必要である場合、フィードバックは「……登録の確認を求める E メールを送信しました」と続く。
- 利用者がサポートスタッフに直接充てた情報をフォームで送信する。フィードバックは「メッセージは正常に送信されました。48 時間以内に回答が届きます。」と示す。
検証
手順
- エラーがないようにフォームフィールドに入力する。
- フォームを送信する。
- 正常に送信できたことが、画面上にフィードバックメッセージとして確認する。
期待される結果
- #3 の結果が真である。