適用 (対象)
あらゆるウェブコンテンツ技術
これは、次の達成基準に関連する達成方法である:
- 達成基準 2.3.1 (3 回の閃光、又は閾値以下) (十分な達成方法)
- 達成基準 2.3.2 (3 回の閃光) (十分な達成方法)
解説
この達成方法の目的は、明るく、その面積が大きいと発作を起こすといわれている速度で閃光を放つことを防ぐことである。画面を拡大して見ている利用者もいるので、この達成方法ではコンテンツのサイズの大きさに関係なく、1 秒間に 3 回より少ない閃光に制限している。
この達成方法は、レベル A の達成基準よりも厳格だが、検証はより容易であり、レベル A の達成基準を満たすために使用することができる。なぜなら、レベル A の達成基準の全ての失敗例の閾値は、1 秒以内に 3.5 回以上の閃光があるからである。ほとんどのコンテンツには閃光を放つものはなく、点滅があるコンテンツでも稀な場合を除いてこれほど速く点滅しない。したがって、達成基準で規定されているより複雑な検証を実行しなくても済むようにするためには、この達成方法にあるようにコンテンツが 1 秒間に 1、2 回、又は最大でも 3 回までしか閃光を放つだけであることを確認する。
3.5 回の閃光について: 明暗が 7 回変化した場合、3.5 回の閃光となり、これは許容される 3 回の閃光 (6 回変化) よりも多い。
3.5 回の閃光又は 7 回の遷移の事例:
- 始まりが暗い色-明るい色-暗い色-明るい色-暗い色-明るい色-暗い色-明るい色、又は
- 始まりが明るい色-暗い色-明るい色-暗い色-明るい色-暗い色-明るい色-暗い色
事例
- コンテンツに閃光を放つものがある。コンテンツは、続けて 2 回又は 3 回しか光らないように設計されている。コンテンツに閃光を放つものがある。コンテンツは、続けて 2 回又は 3 回しか光らないように設計されている。
参考リソース
この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。
検証
手順
- どの 1 秒間においても 3 回よりも多い閃光がないことを確認する。
- 3 回の閃光がある場合、1 秒間の最後の明/暗の状態が開始時と同じであることを確認する。
期待される結果
- 1. と 2. の両方の結果が真である。