適用 (対象)
全てのウェブコンテンツ技術
これは達成基準 2.3.1: 3 回の閃光、又は閾値以下 (十分な達成方法) に関する達成方法である。
解説
一般閃光閾値と赤色閃光閾値を違反しているかどうかを検証する目的は、光感受性による発作のある利用者が、発作を起こしそうなコンテンツに遭遇することなくウェブサイトを閲覧できるようにすることである。警告を示すという方法もあるが、見逃すことも考えられるし、また子どもたちは警告があっても読めなかったり、理解できなかったりするかもしれない。この達成方法を用いることによって、コンテンツのチェックができるので、一般閃光や赤色閃光の閾値を違反している場合は、サイト上で用いないことにするか、あるいは閾値に反しないように修正する。
特定の単純な閃光であれば用いることができる検証がある。例えば:
- コンテンツが 1 秒間に 3 回あるいはそれよりも少ない回数の閃光を放つものであれば、G19: どの 1 秒間においても、コンテンツに 3 回よりも多く閃光を放つコンポーネントがないことを確認するを用いることができる。
- コンテンツが画面上で一度に一箇所でだけ閃光を放ち、その面積が十分に小さいならば、達成方法 G176: 閃光を放つ領域を十分に小さくするを用いることができる。
その他の場合は、すべての要因を把握し、連続する時間単位で映像に適用するツールが必要である。
事例
- 雷のアニメーションにおいて、稲光が 6 回閃光を放つ。閃光はとても速く、大きく、閃光の解析ツールで検証したところ、一般閃光閾値に違反している。アニメーションは、稲妻閃光が 2 回続いた後に短い休止が入るように編集されている。 変更後のアニメーションは、一般閃光閾値に違反していない。
参考リソース
参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。
検証
手順
コンテンツが一般閃光閾値及び/又は赤色閃光閾値に違反していないかどうかを確認する。
- ツールを使って、一般閃光閾値も赤色閃光閾値も超えていないことを確認する。
期待される結果
- #1 の結果が真である。