適用 (対象)
全てのウェブコンテンツ技術
これは達成基準 1.1.1: 非テキストコンテンツ (十分、G144: 異なるモダリティを用いて同じ目的を果たす、もう一つの CAPTCHA がウェブページに含まれていることを確認するとともに) に関する達成方法である。
解説
この達成方法の目的は、非テキストコンテンツを CAPTCHA として特定するテキストによる代替を介して情報を提供することである。このようなテストはしばしば、ぼやけた画像又は音声ファイルで提示されるテキストを入力するよう利用者に求めることがある。テキストによる代替から、利用者は、CAPTCHA がタスクの完了を要求すること、及びそれがどのようなタスクであるかを理解できるようになる。
CAPTCHA の代替版がある際には、テキストによる代替には、その代替版を見つける方法についての説明を含めるべきである。
事例
- CAPTCHA のテストが、ぼやけた画像で表示されたテキストを入力するよう、利用者に求めている。そのテキストによる代替には、「画像に表示された言葉を入力してください」と書かれている。
- CAPTCHA のテストが、音声ファイルで再生されるテキストを入力するよう、利用者に求めている。そのテキストによる代替には、「音声で聞こえる文字を入力してください」と書かれている。
検証
手順
- CAPTCHA を取り除く、非表示にする、又は覆い隠す。
- CAPTCHA をテキストによる代替に置き換える。
- テキストによる代替が CAPTCHA の目的を説明していることを確認する。
期待される結果
- 3. の結果が真である。