applet
要素に代替テキストを提供するapplet
要素が非推奨ではない場合に、Javaアプレットを読み込んでいるHTML及びXHTMLドキュメント
これは、次の達成基準に関連する実装方法である:
この実装方法は、支援技術が十分にサポートしていないものである。HTML仕様書は、アプレットに対する代替テキストはその要素が描画できないときに表示される、と説明している。そのため、ユーザーエージェントがJavaアプレットをサポートしていないか、Javaアプレットが読み込み中止に設定されていないかぎり、applet
要素のボディにある代替テキストはユーザーに提供されない。
Windows用のIE 6と、Windowsで動作するFirefox 1.5とOpera 9とでは、applet
要素の代替テキストの扱いが異なる。IEはapplet
要素のボディに含まれるテキストを表示するが、alt
属性は表示しない。一方、FirefoxとOperaは、alt
属性を表示するが、ボディに含まれるテキストは表示しない。
この実装方法の目的は、アプレットのラベルを提供するalt
属性を用いること及びapplet
要素のボディに代替テキストを提供することによって、アプレットに対する代替テキストを提供することである。この実装方法では、ユーザーエージェントごとに、alt
属性及びapplet
要素のボディのサポート状況が異なるため、両方のメカニズムを必要としている。
コード例:
<applet code="tictactoe.class" width="250" height="250" alt="三目並べゲーム">
三目並べゲーム
</applet>
applet
要素のソースコードを見る。
アプレットに対する代替テキストがapplet
要素のalt
属性にある
アプレットに対する代替テキストがapplet
要素のボディの中にある。
2.及び3.を満たしている。
注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。
日本語訳における注記:
この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。