十分な時間:
ガイドライン 2.2 を理解する
ガイドライン 2.2: 利用者がコンテンツを読み、使用するために十分な時間を提供すること。
ガイドライン 2.2の意図
障害のある利用者の多くは、障害のない利用者と比べると、タスクを完了するのにより長い時間を必要とする。それは、身体的に反応するのに時間がかかることがある、何かを読むのに時間がかかることがある、ロービジョンのために何かを見つけたり読んだりするのに時間がかかることがある、又は、より時間を要する支援技術を使用してコンテンツを利用していることがあるからである。このガイドラインは、利用者がコンテンツに要求されるタスクを利用者の必要とする時間をかけて完了できるようにすることに焦点を当てている。主なアプローチとして、制限時間を取り除くこと、又はタスクを完了するために十分な時間を利用者が追加できるようにすることを挙げている。ただし、それが不可能な場合に対する例外が認められている。
ガイドライン 2.2 の参考にすべき達成方法(特定の達成基準に特有ではない達成方法)
このガイドラインにある各達成基準を満たすための達成方法は、この後に達成基準ごとに挙げられている。しかし、このガイドラインに対処するための達成方法がどの達成基準にも該当しない場合は、ここで挙げている。そういった達成方法は、どの達成基準を満たす上でも必須ではないし、十分でもないが、ウェブコンテンツの種類によってはより多くの利用者にとってよりアクセシブルにすることができるものである。
- このガイドラインの参考にすべき達成方法はすべて、特定の達成基準に関係している。