PDFを対象範囲から除外にした場合の対応度表記について

Q

PDFファイルを除外して試験を行い、準拠できていることを確認できたとしても、対応度は「一部準拠」となるのでしょうか?

A

ウェブページ一式単位の試験では、試験対象範囲を明確にすることができます。PDFファイルをその試験対象から除外し、試験を実施した結果であれば、「除外対象以外は」一部準拠ではなく準拠という表現になります。WAICとしては、積極的にJISへの対応を進めていただきたいという観点から、PDFファイルの対応が難しい場合はいったん対象外として、対応できる範囲から段階的に取り組んでいただくことに意味があると考えています。ただし、そのような場合であっても、最終的に目指すべきゴールは、「PDFファイルも含め全てのWebコンテンツをアクセシブルにすること」とお考えください。

(2020年04月14日更新)

このQ&Aは、以下のセミナーでの質疑応答に一部編集を加えたものです。
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