利用者がデフォルトの制限時間を 10 倍に設定できる手段を提供する

達成方法に関する重要な情報

この達成方法 (参考) の使用法と、この達成方法が WCAG 2.1 達成基準 (規定) とどのように関係するのかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用 (対象) のセクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法の存在は、その技術があらゆる状況で WCAG 2.1 を満たすコンテンツを作成するために使用できることを意味するものではない。

適用 (対象)

全てのウェブコンテンツ技術

これは達成基準 2.2.1: タイミング調整可能 (十分な達成方法) に関する達成方法である。

解説

この達成方法の目的は、障害のない利用者に比べて障害のある利用者が長時間必要とするかもしれないタスクにおいて、障害のある利用者に完了するための十分な時間を提供することである。環境設定又はページ上のコントロールのようなメカニズムによって、利用者がデフォルトの制限時間の少なくとも 10 倍まで制限時間を延長できるようにする。可能であれば、このメカニズムはさまざまな調整機能を備え、利用者が制限時間を範囲内の任意の値に変えられるだけでなく、任意の増減幅で変えられる方法も提供するとよい。これにより、利用者は、制限時間のあるセッションを始める前に、制限時間を変更できるようになる。

事例

検証

手順

  1. 制限時間をデフォルトの 10 倍に設定するメカニズムがあるかどうかを確認する。
  2. 制限時間をデフォルトの 10 倍にあたる新しい値に変更する。
  3. 制限時間のあるタスクを遂行する。
  4. デフォルトの制限時間が経過するのを待つ。
  5. 上記 2. で設定した制限時間になるまで時間切れにならない。

期待される結果

  • #1 及び #5 の結果が真である。