WCAG 2.0 達成方法集

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H97: 関連したリンクをグループ化するために、nav 要素を使用する

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法(参考)の使用法及び、それらがWCAG 2.0 達成基準(規定)とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用(対象)セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用(対象)

関係のあるリンクを含むHTML5文書

これは、次の達成基準に関連する達成方法である:

解説

この達成方法の目的は、HTML5 nav 要素を使ってナビゲーションリンクをグループ化することである。nav 要素は、HTML5 のいくつかの区分される要素の 1 つである。このマークアップを使うと、スクリーンリーダーのような支援技術の利用者が過去に場所を確認してスキップしたリンクを分類するのが容易になる。セマンティックな構造を使うと、カスタムスタイルシートでそれらの関係性を維持しながらリンクのグループの表現を変更できる。nav 要素がページ上で複数回使用されている場合は、aria-label 又は aria-labelledby 属性を使用してナビゲーショングループを区別する。

リンクのグループ全てを nav 要素でマークアップする必要は無い。例として、リンクはリストのような他の構造にグループ化されることもあり、またはページの分離されたセクションを表現しない場合 ARIA マークアップを使うこともある。

事例

事例 1: 1 つの nav 要素に囲まれたナビゲーションリンク

この例は、アクセシビリティカリキュラムにおけるナビゲーションリンクを分類するために nav 要素を使う。

コード例:


				 <nav>
				    <a href="../webaccessibility.html">ウェブアクセシビリティ</a>
				    <a href="../docaccessibility.html">ドキュメントアクセシビリティ</a>
					<a href="../mobileaccessibility.html">モバイルアクセシビリティ</a>
				 </nav>
            

事例 2: 多くのnav要素

この例は、文書中に1つ以上のnav要素があるときに、ナビゲーション分類を識別するためにaria-label属性とnav要素を使う。

コード例:


			<nav aria-label="Site menu">
			  <ul>
				  <li>...ここにサイトナビゲーションのリンク一覧 ...</li>
			  </ul>
			</nav>
			...
			<article>
			  <nav aria-label="Related links">
				...ここに関連するリンク一覧 ...
			  </nav>
			</article>          

事例 3: 一般的な多くの nav 要素

以下の例は、同じページに 2 つ以上のナビゲーションメニューが存在し、ラベルとして参照されうるページ上に既存のテキストが無いという状況での良い事例である。

コード例:


			<nav aria-label="primary">
				<a href="home.html">ホーム</a>
				<a href="about-us.html">私たちについて</a>
				<a href="products.html">商品</a>
			</nav>

			<nav aria-label="secondary">
				<a href="adverts.html">広告主</a>
				<a href="related.html">関連するリンク</a>
				<a href="subsidiaries.html">補足</a>
			</nav>            

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

チェックポイント

  1. 視覚的に寄せ集められておりページのセクションを表現するリンクが nav 要素で囲まれていることを確認する。

判定基準

この達成方法が「十分な達成方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの達成方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の達成方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。