【注意】この文書にはより新しいバージョンが存在します: WCAG 2.1 達成方法集
この達成方法 (参考) の使用法と、この達成方法が WCAG 2.0 達成基準 (規定) とどのように関係するのかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用 (対象) のセクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法の存在は、その技術があらゆる状況で WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成するために使用できることを意味するものではない。
HTML 及び XHTML
これは、次の達成基準に関連する達成方法である:
注記: この達成方法は、達成基準 2.4.2 を満たす他の達成方法と組み合わせなければならない。詳細については、 達成基準 2.4.2 を理解するを参照すること。
この達成方法の目的は、フレームセットの個々のフレームに含まれるものを含む全ての HTML 及び XHTML ドキュメントにおいて、head
要素のセクション内で title
要素を用いてドキュメントの目的を簡単な文言で定義することである。これにより、ページの本文でオリエンテーション情報を探すことなく、利用者はサイト内の自分のいる場所を素早く見つけることができる。
ドキュメント内で一度しか現れない (必須の) title
要素は、ほとんど全ての HTML 及び XHTML の要素で利用されるかもしれない title
属性と異なることに注意する。
訳注: WAIC では H25 に関するアクセシビリティ サポーテッド(AS)情報を提供している。
2020 年 3 月版の アクセシビリティ サポーテッド(AS)情報: H25 も参照されたい。
この事例はドキュメントのタイトルを定義している。
コード例:
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<title>The World Wide Web Consortium</title>
</head>
<body>
...
</body>
</html>
この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。
訳注: HTML 4.01 は Superseded Recommendation としてマークされ、廃止された仕様である。上記は、HTML 5.2§4.2.2. The title element を代わりに参照できる。
HTML 又は XHTML ドキュメントのソースコードを調べ、head
要素内に空でない title
要素があることを確認する。
title
要素がドキュメントを説明していることを確認する。
1. 及び 2. の結果が真である。
この達成方法が「十分な達成方法」の一つである場合、この手順や期待される結果を満たしていなければ、それはこの達成方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の達成方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。