テクニック H100:適切にマークアップされた電子メール及びパスワードの入力を提供する
このテクニックについて
このテクニックは下記に関連する:
- 3.3.8: アクセシブルな認証 (最低限) (十分なテクニック)
- 3.3.9: アクセシブルな認証 (高度) (十分なテクニック)
このテクニックは、認証をサポートする技術に適用される。
解説
このテクニックの目的は、適切にマークアップされた電子メール及びパスワードの入力の例を提供することである。このテクニックでは、利用者がメールアドレス及びパスワードを記入してウェブサイトにログインできるフォームメカニズムを提供する。
ブラウザ及びパスワードマネージャーは通常、入力のアクセシブルな名前 (name) を使用して入力方法を決定する。ユーザエージェント (パスワードマネージャーを含む) によるフィールドへの入力をブロックすべきではなく、利用者による貼り付けもブロックすべきではない。
事例
事例 1: 適切にマークアップされた電子メール及びパスワードの入力
認証が必要なウェブサイトがあり、電子メール及びパスワードに基づくログインフォームがある。
<form method="post" action="login">
<div>
<label for="email">Email</label>
<input autocomplete="email" id="email" type="email" ...>
</div>
<div>
<label for="password">Password</label>
<input autocomplete="current-password" id="password" type="password" ...>
</div>
<input type="submit" value="Login">
</div>
</form>
関連リソース
推奨を意味するものではない。
検証
手順
電子メール及びパスワードだけでログインを要求するウェブサイトについて:
- 認証用の各入力に適切なアクセシブルな名前 (name) が含まれているかどうかをチェックする。
- 認証用の各入力に貼り付けが許可されているかどうかをチェックする。
期待される結果
- 1 及び 2 が真である。