テクニック G220:問い合わせリンクを一貫した場所に提供する
このテクニックについて
このテクニックは 3.2.6: 一貫したヘルプ (十分なテクニック) に関連する。
このテクニックは、リンクを含む技術に適用される。
解説
このテクニックの目的は、利用者が連絡先情報を簡単に見つけられるように、ページ間で一貫した場所で連絡先情報を見つけるメカニズムを提供することである。ウェブページ内にインタラクティブな項目があり、連絡先情報ページへのリンクとなっている。プログラム的な位置及び視覚的な位置は、同じサイズのビューポートで閲覧している限り、ウェブページ一式内の各ページで一貫している。リンクをクリックすると、電話番号、電子メールアドレスなどの連絡先情報が記載されたウェブページに移動する。
事例
事例1: ページ上部のリンク
オンラインの求人応募では、利用者のID 番号など、様々な情報の入力を求めるが、利用者が複数の情報を持っていて、どれを入力すればよいのかわからない場合がある。提供されたコンテキストヘルプが利用者のニーズを満たしていない場合、質問に答えられる人からさらに情報を得る必要があるかもしれない。利用者がページをタブで移動するとき、最初に辿り着くリンクの一つが「問い合わせ」と名付けられている。このリンクは、各ページで視覚的に同じ場所に表示される。このリンクをアクティブにすると、利用者は連絡先情報ページに移動する。連絡先情報ページにはメールアドレスがあり、会社の代表者に届くか、又は一般問い合わせ用の受信トレイに届き、適切な担当者と共有される。
事例3: ディスクロージャーウィジェット内に含まれるリンク
ウェブページ一式の一部のページには、ヘルプメカニズムへのリンクがページ内に直接配置されている。一方、同じページ一式内の他の一つ以上のページでは、そのリンクはディスクロージャーウィジェット内に配置されており、その相対順序はページ内に直接配置されているリンクと同じである。
注記
この例は技術的には達成基準を満たしているが、ユーザエクスペリエンスの一貫性が損なわれ、常にページ内に直接リンクを配置するよりも好ましくない。
検証
手順
- 複数のページで繰り返されるコンテンツブロックを含むウェブページ一式かどうかを判断する。
- 次の少なくとも一つが、一貫した場所に含まれているか、又はリンクされているかどうかを判断する:
- 人間への連絡先
- 人間への連絡メカニズム
- 自己解決のためのオプション
- 完全に自動化された連絡メカニズム
- ビューポートのサイズを変更せずに、特定されたヘルプが、そのウェブページ一式内の他の全てのウェブページに存在することをチェックする。
期待される結果
- 1 が真である場合、2 及び 3 は真である。
- そうでない場合、1 は偽である。