複数部分で構成されるフォームの最初のページに、利用者がセッションの制限時間を延長又は解除を要求できるチェックボックスを提供する

達成方法に関する重要な情報

この達成方法 (参考) の使用法と、この達成方法が WCAG 2.1 達成基準 (規定) とどのように関係するのかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用 (対象) のセクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法の存在は、その技術があらゆる状況で WCAG 2.1 を満たすコンテンツを作成するために使用できることを意味するものではない。

適用 (対象)

複数の画面で構成されるフォームのあるコンテンツ

これは達成基準 2.2.1: タイミング調整可能 (十分な達成方法) に関する達成方法である。

解説

この達成方法の目的は、複数のパートで構成されるフォームを記入するにあたって時間の延長を要求できるチェックボックスを提供することにより、障害のある利用者が途中まで記入した内容を失うリスクを最小化することである。このチェックボックスによって、利用者は、具体的な追加時間 (例えば 15 分など)、又は無期限の延長を要求できるようになる (ただし、利用者のプライバシーやネットワークのセキュリティを危険にさらす恐れがある場合、無期限に延長できるようにすることは適切ではない)。

事例

事例 1: 具体的な延長時間を要求するチェックボックス

五つのパートで構成されるフォームの最初のパートがウェブページに表示されている。フォームの記入方法に関する一般的な説明のすぐ後に、「フォームの各パートの記入に必要な時間を 15 分延長する」というラベルのチェックボックスがある。

事例 2: 無期限の延長を要求するチェックボックス

三つのパートで構成されるフォームの最初のパートがウェブページに表示されている。各パートにそれぞれ 10 個以上の入力項目がある。それらの入力項目のなかには、リンクをたどって付加的な情報を見なければならないものもある。フォームの記入方法に関する一般的な説明のすぐ後に、「フォーム記入に必要な時間を無期限に延長する。また、最後のパートを記入する前にフォームの記入をやめる場合は、ウェブブラウザを閉じなければならないことに同意する。」というラベルのチェックボックスがある。

検証

手順

ウェブページに、マルチパートフォームの最初のパートを含む場合:

  1. ウェブページにフォーム入力を完了させるための追加時間を要求するチェックボックスがあることを確認する。
  2. チェックボックスが選択されている場合、フォーム入力を完了させるための追加時間が提供されていることを確認する。

期待される結果

  1. 全ての結果が真である。