適用 (対象)
全てのウェブコンテンツ技術
これはSuccess Criterion 2.4.3: Focus Order (失敗) に関する達成方法である。
解説
この文書では、連続するナビゲーション順序の中での順番が原因で、キーボードだけで操作している利用者がウェブページ上に実装されたダイアログ又はメニューのインタフェースコンポーネントの操作が困難になってしまう失敗例について述べている。ボタン又はリンクを起動してウェブページ上のダイアログ又はメニューを開いたとき、利用者の次の行動は、ダイアログ又はメニューを操作することである。もしフォーカスがダイアログ又はメニューに設定されていないと、連続するナビゲーション順序の中で、トリガーとなるコントロールと連続していない場合、キーボードだけで操作している利用者がダイアログ又はメニューを操作することが困難になる。
事例
検証
手順
トリガーとなるコントロールによって開くウェブページ上に埋め込まれた各メニュー又はダイアログに対して:
-
トリガーとなるコントロールをキーボードで起動させる。
- メニュー又はダイアログにフォーカスがあるかどうかを確認する。
- 連続するナビゲーション順序においてフォーカスを進めていくと、メニュー又はダイアログにフォーカスが置かれるかどうかを確認する。
-
メニュー又はダイアログを閉じる。
- トリガーとなるコントロールにフォーカスがあるかどうかを確認する。
- 連続するナビゲーション順序においてフォーカスを後ろに戻すと、トリガーとなるコントロールにフォーカスが置かれるかどうかを確認する。
期待される結果
- #1 の結果が両方とも偽である場合、この失敗例の条件は適用され、コンテンツは達成基準の失敗となる。
- #2 の結果が両方とも偽である場合、この失敗例の条件は適用され、コンテンツは達成基準の失敗となる。