適用 (対象)
スクリプトで制御されたコンテンツの点滅をサポートするウェブコンテンツ技術
これは達成基準 2.2.2: 一時停止、停止、非表示に関する達成方法である。 (十分な達成方法)
解説
この達成方法の目的は、スクリプトによる点滅を、5 秒未満で停止する設定にできるよう制御することである。 スクリプトを用いて、コンテンツの点滅効果を開始し、表示と非表示の状態切り替えを制御し、そして 5 秒以下で停止させる。setTimeout() 関数を用いて、点滅するコンテンツの表示と非表示の状態を切り替え、点滅の回数と所要時間の積が 5 秒近くになった時に停止させる。
事例
事例 1
この例では、JavaScript を用いて HTML 及び XHTML コンテンツの点滅を制御する。JavaScript は、コンテンツの表示状態を制御して点滅効果を生みだす。効果の開始を制御し、5 秒以内に停止させる。
... <div id="blink1" class="highlight">New item!</div> <script type="text/javascript"> <!-- // blink "on" state function show() { if (document.getElementById) document.getElementById("blink1").style.visibility = "visible"; } // blink "off" state function hide() { if (document.getElementById) document.getElementById("blink1").style.visibility = "hidden"; } // toggle "on" and "off" states every 450 ms to achieve a blink effect // end after 4500 ms (less than five seconds) for(var i=900; i < 4500; i=i+900) { setTimeout("hide()",i); setTimeout("show()",i+450); } --> </script> ...
このコードの実装サンプル: 点滅をコントロールするために、スクリプトを使用する
検証
手順
点滅しているコンテンツのそれぞれの箇所に対して:
- 点滅効果が開始される時、5 秒間のタイマーを開始させる。
- タイマーが切れるとき、点滅が停止している。
期待される結果
- 点滅しているコンテンツのそれぞれの箇所に対して、2. の結果が真である。