全てのウェブコンテンツ技術
これは、次の達成基準に関連する実装方法である:
この実装方法の目的は、ウェブページを利用する際の支援となるマルチメディアのアバターを使ったヘルプを提供することである。アバターを使ったヘルプは、テキストを読むことが難しい認知障害のある利用者に特に役立つ。また、視覚情報を利用することで、提示された題材に集中するのに役立つことがある。
注記:マルチメディアのアバターはガイドライン 1.2の関連する達成基準も満たさなければならない。
オンライン銀行アプリケーションのホームページには、ヴァンナという名前のアバターが組み込まれている。彼女はオンライン銀行の新規顧客にアプリケーションで提供している機能について紹介するツアーを行っている。利用者は、アシスタントによるツアーを始めたり、中止したり、一時停止したりすることができ、また、コンテンツを巻き戻したり、先に送ったりすることができる。アバターの隣のリンクからそのツアー情報の代替テキストが利用できる。
ボランティアサイトに新しいボランティアを迎えるページがある。その中には申込フォームがある。ページの右には、アバターが登場して情報のやり取りをするマルチメディアファイルがあり、申込書の全ての機能及びセクションの説明をする。
ウェブページにアシスタント機能がある。
アシスタントはそのページの内容の理解を手助けする情報を提供している。
上記の全てを満たしている。
注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。
日本語訳における注記:
この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。