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WCAG 2.0 実装方法集

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G138: 色の手がかりを用いる際は、必ずセマンティックなマークアップを用いる

適用(対象)

色及びテキストをサポートするウェブコンテンツ技術すべて。

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

解説

この実装方法の目的は、色とセマンティックなマークアップを組み合わせて、情報を伝達することである。ほとんどの利用者はコンテンツをすばやく読み取り、色を用いて伝達された情報をコンテンツから見つけることができる。色を見ることができない利用者に対しては、セマンティックなマークアップによって異なるタイプの手がかりを提供することができる。それによって、ユーザーエージェントは、たとえば、異なるタイプの構造に対しては異なる視覚的な表現を用いる、又は聴覚的な表現において異なる音声や音の高さを用いることによって、その意味を利用者に対して知覚可能にすることができるようになる。

ほとんどのユーザーエージェントは、セマンティックなマークアップを用いて指定されたテキストを視覚的に区別する。支援技術の中には、適切なセマンティックマークアップを用いて制作されたコンテンツの特徴を定めるメカニズムを提供しているものもある。

事例

事例 1 :必須のフォーム項目に対して、色と強調を用いる

HTMLのフォームにいくつかの必須項目がある。必須項目のラベルは赤で表示されている。加えて、各ラベルのテキストは強い強調を示すためにstrong要素でマークアップされている。フォーム入力の説明文には、「すべての必須項目は赤で表示されており、強調されている」とあり、事例が添えられている。

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

チェックポイント

情報を伝達するために色の違いが使用されているコンテンツに対して:

  1. セマンティックなマークアップを通して同じ情報が入手可能である。

判定基準

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。