Adobe Flash Professional バージョン MX 以降
Adobe Flex
これは、次の達成基準に関連する実装方法である:
ユーザーエージェントによるサポートに関する全般的な情報は、Flashのユーザーエージェントによるサポートを参照のこと。
この実装方法の目的は、フォーム・コンポーネントに label プロパティを設定することによって、フォーム・コンポーネントにラベルテキストを明示的に関連付けることを目的としている。このプロパティを設定することにより、コンポーネントの隣にラベルが視覚的に配置されるようになり、支援技術に対してラベルテキストが提示されるようになる。
label プロパティをサポートするコンポーネントは以下のとおりである。
その他のコンポーネントについては、手動でフォーム・コンポーネントの隣にラベルテキストを配置する必要がある。これらのコンポーネントについては、以下のいずれかのアプローチを用いて、フォーム・コンポーネントにラベルテキストを関連付けることができる。
支援技術からこれらのフォーム・コントロールにアクセスできるようにするには、以下のコード行をムービーのスクリプトに一度追加する必要がある。
Button コンポーネントを使用する場合:
import fl.accessibility.ButtonAccImpl;
ButtonAccImpl.enableAccessibility();
RadioButton コンポーネントを使用する場合:
import fl.accessibility.RadioButtonAccImpl;
RadioButtonAccImpl.enableAccessibility();
CheckBox コンポーネントを使用する場合:
import fl.accessibility.CheckBoxAccImpl;
CheckBoxAccImpl.enableAccessibility();
コンポーネントパネルから Button、CheckBox、RadioButton のいずれかのコンポーネントをステージにドラッグしてムービーに追加する。
コンポーネントを選択した状態で、「ウィンドウ」メニューまたは Shift + F7 ショートカットを使用して、コンポーネントインスペクタパネルを開く。
コンポーネントインスペクタの「パラメータ」タブで、「label」パラメータにラベルテキストを入力する。
下のスクリーンショットはこの実装方法を示している。
コード例:
import fl.accessibility.ButtonAccImpl
import fl.accessibility.CheckBoxAccImpl
import fl.accessibility.RadioButtonAccImpl
import fl.controls.Button;
import fl.controls.CheckBox;
import fl.controls.RadioButton;
ButtonAccImpl.enableAccessibility();
var myButton: Button = new Button();
myButton.label = "Submit Details";
myButton.x = 10;
myButton.y = 10
addChild(myButton);
CheckBoxAccImpl.enableAccessibility();
var myCheckBox: CheckBox = new CheckBox();
myCheckBox.label = "notify me";
myCheckBox.x = 10;
myCheckBox.y = 40
addChild(myCheckBox);
RadioButtonAccImpl.enableAccessibility();
var myRadioButton: RadioButton = new RadioButton();
myRadioButton.label = "Male";
myRadioButton.x = 10;
myRadioButton.y = 60;
addChild(myRadioButton);
Button、CheckBox、RadioButton の各コンポーネントを使用している場合、次のことを確認する。
コンポーネントの label プロパティによって、ボタンの目的を説明したラベルが提供されている
1. を満たしている。
注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。
日本語訳における注記:
この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。