マークアップ言語:HTML、XHTML、及び他のSGML又はXMLベースのウェブコンテンツ技術
これは、次の達成基準に関係する不適合事例である:
この不適合事例の目的は、要素タグにおいて、支援技術が満足できるページのモデルを生成できない原因となるマークアップの誤りの例を特定することである。 ユーザーエージェントは、エラーから復旧するために、異なる推測に基づいた方法をそれぞれ実装している。結果として、ユーザーエージェント間で一貫性のないページのプレゼンテーションとなっている。
(これは完全なりストではないが)この不適合の条件を生じさせる開始及び終了タグの一般的な問題:
開始の < 及び終了の > の括弧が足りない開始及び終了タグ。
終了タグであることを示す最初の / が足りない終了タグ。
開始の引用符はあるが、終了の引用符がない属性値。 属性値は、引用符で完全にくくられているか、又はあるマークアップ言語では、引用符でくくられていないかのどちらかである。
属性間の空白の欠如。
値に空白のある引用符でくくられていない属性値。
空の要素の構文が使用できない要素のための終了の要素タグを提供しない場合。
開始タグに山形括弧がなく、タグの意図する境界が不明瞭であるため、下記のコードは不適合となる。
コード例:
<p これはパラグラフです</p>
終了タグにスラッシュがなく、事実上、別の開始タグのように見えるため、下記のコードは不適合となる。
コード例:
<p>これはパラグラフです<p>
属性値に終了の引用符がないことで、属性値の対の境界が不明確となるため、下記のコードは不適合となる。
コード例:
<input title="氏名 type="text">
属性間に空白がないことで、属性値の対の境界が不明確となるため、下記のコードは不適合となる。
コード例:
<input title="氏名"type="text">
属性値に引用符がつけられておらず、値に空白が含まれていることで、属性値の対の境界が不明確となるため、下記のコードは不適合となる。
コード例:
<input title=ここに氏名を入力する type=text>
第1パラグラフの終了タグがないことで、第2パラグラフが第1パラグラフの子なのか兄弟なのかが不明確になるため、下記のコードは不適合となる。
コード例:
<p>これはパラグラフです
<p>これは別のパラグラフです</p>
(今のところ、なし。)
ページのソースコードがマークアップ言語で実装されている。
開始タグ、終了タグ又は属性で不正な形式になっているものがある。
2.を満たしているならば、この不適合の条件が適用され、そのコンテンツは達成基準を満たしていないことになる。
日本語訳における注記:
この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。