img
要素、area
要素、及び type "image"
のinput
要素のalt
属性を省略しているHTML 及び XHTML
これは次の達成基準に関する不適合事例である:
この文書では、画像の代替テキストに関する不適合条件について解説する。画像に対してalt
属性が指定されていない場合、支援技術はその画像を識別するための情報やその画像の目的を利用者に対して伝えることができない。
支援技術の中には、altテキストが指定されていない場合に画像のファイル名を読み上げて情報を補おうとするものもあるだろう。しかし、多くの理由から単にファイル名に依存するだけでは不十分である。たとえば、画像ファイルにその目的が分かるような分かりやすい名前がついているとは限らず(例:images/nav01.gif)、また技術仕様上もそういった分かりやすいファイル名をつける必要はない。また、altテキストが指定されていない場合でもその画像ファイル名を読み上げない支援技術もあるだろう。
以下のコード例において、スクリーンリーダーを使っている人は画像の目的を知ることはできない。(訳注:スクリーンリーダーを利用しているユーザーに限らず、ブラウザの設定を変更して画像を非表示にしている場合や点字ディスプレイを利用しているユーザーなども同様である。)
コード例:
<img src="../images/animal.jpg" />
この不適合事例に関するリソースは、今のところない。
すべてのimg
要素、area
要素およびtype
属性の値が"image"
のinput
要素を特定する
これらの要素に対してalt
属性が指定されている
2.を満たしていない場合、この不適合条件が適用され、達成基準に不適合となる。
日本語訳における注記:
この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。