これから取り組むWebアクセシビリティ Vol.2

本セミナーは終了しました。開催報告をご覧ください。

ウェブアクセシビリティ基盤委員会では、JIS X 8341-3を活用したアクセシビリティの確保や向上に「これから」取り組む、ないし取り組みを検討されている皆様を対象に、セミナーを不定期に開催しています。 その第2回を、2月15日に東京で開催します。 今回のセミナーでは、ビジネスとしてのWebアクセシビリティに取り組むにあたって、その一歩目をどのように踏み出すかをテーマとしています。なぜ企業がWebアクセシビリティに取り組むのか、何から始めればよいのかなど、ビジネスにおける「これから」の取り組みにお役立てください。
日時
2017年2月15日(水曜日)14:00〜17:00(受付開始13:30〜)
定員
110名
会場
情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ) 東京都港区浜松町2-2-12 JEI浜松町ビル3階 B/C/D/E会議室
対象
一般企業のWeb担当者の皆様、Web制作者の皆様 特に、これからWebアクセシビリティに取り組まれようとする方
参加料
無料
主催
情報通信アクセス協議会 ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)

プログラム

セッション1 講演:なぜ企業はWebアクセシビリティに取り組むのか?

概要

ビジネスを支えるWebサイトの品質として、Webアクセシビリティの重要性はますます高まっています。それに伴って「どのような考え方なのか、どんなメリットがあるのか、何をすればよいのか、コストはどう考えるか」といった疑問や不安を耳にする機会も増えてきました。このセッションでは、最近の業界動向や海外事情、さらに公的規格である「JIS X 8341-3」にも触れながら、Webアクセシビリティの概略を紹介します。ビジネスとしての取り組みの一歩目に必要な情報を、本セッションでまとめて押さえておきましょう。

講師

伊原 力也 ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1(理解と普及)委員

セッション2 講演:一般企業におけるWebアクセシビリティの進め方

概要

インターネット黎明期から、企業サイトはデザインやWeb技術のトレンドを追いかけて進化してきました。近年は、モバイル対応や顧客体験価値最大化のために、レスポンシブデザインや、UXデザインなどに取り組む企業も少なくありません。そんな企業サイトが、キホンのキであるアクセシビリティに関しては、積極的とは言えないのが現状です。消極的な社内を説得しWebアクセシビリティに取り組んできた講師の実体験から、第一歩を踏み出すためのヒントを学びましょう。

講師

増井 達⺒ ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1(理解と普及)委員

セッション3 質疑応答

講演内容のみならず、Webアクセシビリティに関するさまざまな質問にお答えします。回答者には、講師の伊原氏・増井氏に加え、視覚障害当事者であり、Webアクセシビリティ評価ツールの開発を手掛ける諸熊浩人氏(ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会2 委員)をお迎えいたします。この機会をぜひご活用ください。

回答者

  • 伊原 力也 ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1(理解と普及)委員
  • 増井 達⺒ ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1(理解と普及)委員
  • 諸熊 浩人 ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会2(実装)委員

登壇者

伊原 力也
ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1(理解と普及)委員 株式会社ビジネス・アーキテクツ シニア・インフォメーションアーキテクト。Webサービスやスマートフォンアプリの設計業務に従事。アクセシビリティに関する著書や監訳書を通じて情報発信を行う。 クリエイティブユニットmokuva所属。HCD-Net認定人間中心設計専門家。
増井 達⺒
ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1(理解と普及)委員 合同会社フォース 合同会社フォース 代表社員。前職キヤノンマーケティングジャパン株式会社ではWeb運用責任者を経験。独立後は、主に企業を中心にWebアクセシビリティやWebガバナンスのコンサルティング業務に従事。
諸熊 浩人
ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会2(実装)委員 株式会社U’eyes Design 視覚障碍者向けのソフトウェア開発や、ウェブサイトの設計、運営経験を生かして、製品やサービスの品質評価や、より使いやすくするためのコンサルティングを担当。 ウェブアクセシビリティ評価に取り組んだ経験に基づいてウェブアクセシビリティの自動分析ツールを開発。
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