Web担当者のためのアクセシビリティセミナー [2015年2月] 〜国内・海外動向を踏まえたJIS X 8341-3:2010の活用〜

本セミナーは終了しました。開催報告をご覧ください。

2014年12月26日

情報通信アクセス協議会 ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)では、来る2015年新春、公的機関や一般企業のWeb担当者、またサイトの構築や運用に携わるWeb制作者を対象とした無料セミナーを東京、大阪の2会場で開催します。

本セミナーは、2014年10月8日に開催した「アクセシビリティセミナー2014」において、ご好評をいただいたセッションの再演(ただし内容の一部は変更いたします)に加え、東京会場では静岡県立大学国際関係学部の石川准教授をお招きし、障害者差別解消法とウェブアクセシビリティをテーマとしたセッションを、また大阪会場では当委員会作業部会2(実装)委員の澤田氏より、JIS X 8341-3:2010と関連文書の活用方法に関するセッションを、それぞれお届けします。

障害者差別解消法の基本方針が固まりつつあり、また「みんなの公共サイト運用モデル改定版(2010年度)」において公的機関のウェブサイトが等級AAに準拠する目安とされている2014年度末が近づくなか、改めてウェブアクセシビリティの重要性をご認識いただき、またJIS X 8341-3:2010の活用方法を正しくご理解いただく機会になるかと思います。

ご多忙中とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

  • なお、本セミナーでは要約筆記等の情報保障のご提供はできませんので、あらかじめご了承ください。ご参加にあたり特別なサポートが必要な方は、事前にセミナー事務局までお問い合わせください。
対象
  • 官公庁、自治体、独立行政法人等、公的機関の職員の皆様
  • 一般企業のWeb担当者の皆様
  • Web制作者の皆様
  • JIS X 8341-3:2010への対応に興味のある方
参加料
無料
主催
情報通信アクセス協議会 ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)

日時・会場

東京会場

日時
2015年2月13日(金曜日)14:00〜18:00(受付開始 13:30〜)
会場
情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ) 3階 B/C/D/E会議室(東京都港区浜松町2-2-12)

大阪会場

日時
2015年2月4日(水曜日)13:30〜16:30(受付開始 13:10〜)
会場
大阪産業創造館 5F 研修室A・B(大阪市中央区本町1-4-5)

セッション内容

東京会場限定セッション「障害者差別解消法の概要とWebアクセシビリティ」

講師
石川 准 教授(静岡県立大学国際関係学部、内閣府障害者政策委員会委員長)

2014年1月、日本は国連の「障害者の権利に関する条約」を批准しました。また、2013年に新たに制定された「障害者差別解消法」が2016年4月より施行されます。このセッションでは、「障害者の権利に関する条約」と「障害者差別解消法」の概要について紹介するとともに、「障害者差別解消法」の基本方針(原案)をもとに、今後のWebに求められるアクセシビリティの確保について解説します。

大阪会場限定セッション「JIS X 8341-3:2010 と関連文書の読み方/使い方」

講師
澤田 望(SAWADA STANDARD DESIGN、ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会2(実装)委員)

2014年度も残すところあと僅か。JISへの対応を急がれていても、ドキュメントが多くて何処から手を付けていいか分からず、手をこまねいているウェブ担当の方や、対応経験が少ない制作会社の方などに向けたセッションです。JIS X 8341-3:2010 の概要紹介から、対応作業に必要な各ドキュメントの関係や使い方を制作現場での具体例を採り入れながら分かりやすくご紹介します。

東京会場・大阪会場共通セッション「Webアクセシビリティ - 海外の気になる動きと日本国内の最新動向」

講師
植木 真(株式会社インフォアクシア、ウェブアクセシビリティ基盤委員会 委員長)

日本国内における公的機関や企業のウェブサイトの取組状況、W3CのWAI-ARIAやWCAG EM、海外諸国で進むアクセシビリティの法律による義務化、日本の障害者差別解消法の動向など、日本国内と海外におけるWebアクセシビリティに関する気になる最新動向を、具体的な事例を交えながらご紹介します。

東京会場・大阪会場共通セッション「アクセシビリティ方針の策定と試験結果の公開におけるポイント」

講師
中村 精親(株式会社ミツエーリンクス、ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会3(試験)主査代行)

JIS X 8341-3への対応を明確にするにはその内容を公開することが重要であるといえます。2010年のJIS改正から5年目となり、Webアクセシビリティへの対応を表明する企業や団体も増えてきました。しかしながら、中には誤った理解のもとに情報が公開されている場合もあり、必要な情報が記載されていないということも少なくありません。本セッションでは情報公開にあたり、おさえて欲しいポイントを中心に解説いたします。

プログラム

東京会場 タイムテーブル
14:00〜14:05オープニング
14:05〜15:05セッション1「Webアクセシビリティ - 海外の気になる動きと日本国内の最新動向」
15:05〜15:15休憩
15:15〜16:15セッション2「障害者差別解消法の概要とWebアクセシビリティ」
16:15〜16:25休憩
16:25〜17:25セッション3「アクセシビリティ方針の策定と試験結果の公開におけるポイント」
17:25〜17:55Q&A
17:55〜18:00クロージング
大阪会場 タイムテーブル
13:30〜13:35オープニング
13:35〜14:25セッション1「Webアクセシビリティ - 海外の気になる動きと日本国内の最新動向」
14:25〜14:35休憩
14:35〜15:25セッション2「JIS X 8341-3:2010 と関連文書の読み方/使い方」
15:25〜15:35休憩
15:35〜16:25セッション3「アクセシビリティ方針の策定と試験結果の公開におけるポイント」
16:25〜16:30クロージング

お申込み

一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)の「えくすぱーと・のれっじ・セミナー」ページからお申込みください。

  • 定員になり次第、締め切りとなります。
  • ご提供いただきました個人情報は、当セミナーへの参加お申込受付、会場ビルへの入館時のご確認(大阪会場のみセキュリティのため)以外の目的では使用いたしません。
  • 一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、当委員会の事務局を担当しています。

お問い合わせ

ウェブアクセシビリティ基盤委員会 セミナー事務局
contact@waic.jp
CIAJマルチメディアソリューション部
TEL 03-5403-9354

更新履歴

  • 問い合わせ先メールアドレスを更新しました
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