ユーザが参加したWebサイトの検証

Q

ユーザが参加してWebサイトを検証するという考え方はありますか? 現状、試験を行う側が、試験にとって都合の良いページのみを選んで試験をする懸念があります。

A

JIS X 8341-3が扱うのはアクセシビリティであり、達成基準を満たしているかどうか、すなわち使えるかどうかを意味するため、ユーザーテストは必須ではありません。元になっているW3CのWCAG 2.0の策定時においては、ユーザー観点からも検討をしており、全く考慮していないわけではありません。ただし、ユーザーテストが実施できるので あれば、なお良いとは考えられます。

試験にとって都合の良いページのみが選ばれるのでは、との懸念については、作業部会内でも議論がありました。仮にそのような選定がなされたとしても、試験結果の公開によって第三者にそれと伝わる可能性はあるわけですから、最終的には試験を行う側が不利益を被ると考えています。

なお、試験結果について確認する際は、Webページ単位かWebページ一式単位かという点に注意する必要があります。Webページ単位で50ページを試験したのか、Webページ一式単位で50ページを試験したかでは、意味合いが全く異なります。

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