要注意
th要素のscope属性
1行目や1列目に見出しがある単純なテーブルについては、scope属性を指定せずにth要素を利用するだけで十分である。
複雑なテーブルについては、id属性とheaders属性を利用することもできるが、できるかぎり単純な構造にしたほうがよい。
ユーザエージェント | 検証結果 | 操作手順 | 備考 |
---|---|---|---|
Internet Explorer 6.0 | - | テスト不要 | |
Internet Explorer 7.0 | - | テスト不要 | |
Internet Explorer 8.0 | - | テスト不要 | |
Internet Explorer 9 | - | テスト不要 | |
Firefox 3.5 | - | テスト不要 | |
Firefox 4.0 | - | テスト不要 | |
Safari 3.2 | - | テスト不要 | |
Safari 5.0.3 | - | テスト不要 | |
JAWS for Windows 9.0 | ○ | ■操作手順 テーブルモードのTを押して中に入る Ctrl+Altでセルを1のとおりに移動 Ctrl+Altでセルを2のとおりに移動 ■音声読み上げ 「連絡先一覧 1行 カンマ 1列 名前」 「電話 410ハイフン306ハイフン1420 3列」 「ジョエル ナカテン ガーナー ピッツバーグ 4行」 |
テーブル内を移動した場合の読上げの種類は、Ins+Vで開く「JAWSオプションの調整」画面の「リストとテーブルオプション」>「テーブルのタイトル読上げ」でいろいろ設定することが可能。 |
ホームページ・リーダー 3.04 | ○ | ■操作手順 1. 同じ行にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「クリーブ・ロイド」から「410-306-1420」へ移動した際)、移動した先のセルの列見出し(例:「電話」)を一緒に読み上げた。 2. 同じ列にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「ヒューストン」から「ピッツバーグ」へ移動した際)、移動した先のセルの行見出し(例:「ジョエル・ガーナー」)を一緒に読み上げた。 ■音声読み上げ 「電話 410-306-1420」 「ジョエル・ガーナー ピッツバーグ」 |
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PC-Talker XP 3.06 | × | ■操作手順 1列の見出しを読み上げなかった。 2.行の見出しを読み上げなかった。 ■音声読み上げ クリーブ・ロイド 410-306-1420 410-306-5400 バルチモア ・・・ |
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PC-Talker XP 3.06 + NetReader 1.18 | × | ■操作手順 同じ行にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「クリーブ・ロイド」から「410-306-1420」へ移動した際)、移動した先のセルの列見出し(例:「電話」)を一緒に読み上げない。 同じ列にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「ヒューストン」から「ピッツバーグ」へ移動した際)、移動した先のセルの行見出し(例:「ジョエル・ガーナー」)を一緒に読み上げない。 ⇒おそらく「テーブル読み上げモード」がない。 ■音声読み上げ 「連絡先一覧 名前 電話 ファックス 住所 クリーブ ナカテン ロイド ヨンヒャクジュウ マイナス サンビャクロク マイナス センヨンヒャクニジュウ ヨンヒャクジュウ マイナス サンビャクロク マイナス ゴセンヨンヒャク バルチモア ゴードン ナカテン グリーニッジ・・・」 |
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FocusTalk V3 | × | ■操作手順 1. 同じ行にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「クリーブ・ロイド」から「410-306-1420」へ移動した際)、移動した先のセルの列見出し(例:「電話」)を一緒に読み上げなかった。 2. 同じ列にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「ヒューストン」から「ピッツバーグ」へ移動した際)、移動した先のセルの行見出し(例:「ジョエル・ガーナー」)を一緒に読み上げなかった。 ■音声読み上げ 「410-306-1420」 「ピッツバーグ」 |
左記は、通常読み上げモードで読み上げた結果。 テーブル読み上げモードが存在し、読み上げたが、各セルの何行何列の情報を、たとえば2行1列目であれば「C2R1」とセル内の情報の文頭で読み上げるだけとなり、見出しの情報の付加はなかった。 |
NVDA 2010.1j | × | ■操作手順 1. 同じ行にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「クリーブ・ロイド」から「410-306-1420」へ移動した際)、移動した先のセルの列見出し(例:「電話」)は一緒に読み上げられなかった。 2. 同じ列にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「ヒューストン」から「ピッツバーグ」へ移動した際)、移動した先のセルの行見出し(例:「友人」と「ジョエル・ガーナー」)は一緒に読み上げられなかった。 ■音声読み上げ 1. 「410-306-1420」 2. 「ピッツバーグ」 |
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NVDA 2011.1 | △ | ■操作手順 1. 同じ行にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「クリーブ・ロイド」から「410-306-1420」へ移動した際)、移動した先のセルの列見出し(例:「電話」)が一緒に読み上げられた。 2. 同じ列にあるデータセルからデータセルへ移動した際(例:「ヒューストン」から「ピッツバーグ」へ移動した際)、移動した先のセルの行の項目「ジョエル・ガーナー」を一緒に読み上げた。 ■音声読み上げ 1. 「電話」 「410-306-1420」 2. 「ジョエル・ガーナー」 「ピッツバーグ」 |
2. 同じ行の項目「ジョエル・ガーナー」を読むことはできるが、行見出しの「友人」を読むことができなかった。 |