WCAG 2.0 達成方法集

Skip to Content (Press Enter)

-

FLASH27: ボタンの目的を説明するラベルを提供する

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法 (参考) の使用法及び、それらが WCAG 2.0 達成基準 (規定) とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用 (対象) セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用 (対象)

訳注: Flash Player は、2020 年末に提供を終了する計画が Adobe 社より発表されている (Adobe Blog窓の杜)。

WAIC での Flash に関する翻訳のメンテナンスも積極的に行う予定がないことに留意されたい。

これは、次の達成基準に関連する達成方法である:

ユーザエージェント及び支援技術によるサポート

FLASH27 に関するユーザエージェントサポートノートを参照のこと。Flash テクノロジーノートも参照。

解説

この実装方法の目的は、ボタンのアクセシブルな名前として説明的なテキストを提供して、ボタンの目的を記述することである。この説明により、利用者はこのボタンとその他の Flash ムービーのボタンを区別でき、このボタンを有効化するかどうかを決定できる。ボタンのアクセシブルな名前として、空の文字列では不十分である。

テキストラベル付きのボタンの場合、ラベルテキストがボタンのアクセシブルな名前として使用される。画像ベースのボタンでテキストラベルが付いていない場合、このボタンのアクセシブルな名前は、アクセシビリティパネルを使用するか、またはスクリプトによって、別途設定する必要がある。

事例

事例 1: ラベルプロパティを使用してボタンの目的を記述する

コード例:

import fl.controls.Button;
import fl.accessibility.ButtonAccImpl;

ButtonAccImpl.enableAccessibility();

var myButton:Button = new Button();
myButton.label = "View Items in Cart";

事例 2: スクリプトを使用して、ActionScript 3.0 により画像ボタンのアクセシブルな名前を設定する

この事例では、ボタンの label プロパティで意図的に空の文字列を設定する。支援技術で認識できるようにするには、ボタンの accessibilityProperties.name プロパティを設定する。

コード例:

import fl.controls.Button;
import fl.accessibility.ButtonAccImpl;
import flash.accessibility.*;
import flash.system.Capabilities;
ButtonAccImpl.enableAccessibility();

var soundIsMuted = false;
var myButton:Button = new Button();
myButton.setStyle("icon", unmuted);
myButton.label = "";
myButton.x = myButton.y = 10;
myButton.width = myButton.height = 50;
updateAccName(myButton, "mute sound");
myButton.setStyle("icon", unmuted);
myButton.addEventListener(MouseEvent.CLICK, handleBtnClick);
addChild(myButton);

function handleBtnClick(e) {
  soundIsMuted = !soundIsMuted;
  myButton.setStyle("icon", soundIsMuted ? muted : unmuted);
  updateAccName(myButton, soundIsMuted ? "unmute sound" : "mute sound");
}

function updateAccName(obj, newName:String) {
  if (!obj.accessibilityProperties)
    obj.accessibilityProperties = new AccessibilityProperties();
  obj.accessibilityProperties.name = newName;
  if (Capabilities.hasAccessibility)
    Accessibility.updateProperties();
}

検証

手順

この実装方法を用いている Flash ムービーの各ボタンについて、次のことを確認する。

  1. ボタンのラベルテキストがボタンの目的を正しく説明している

  2. ボタンにテキストラベルがない場合、ボタンのアクセシブルな名前として説明的なテキストが追加されている

  3. ボタンにラベルテキストとアクセシブルな名前の両方が含まれている場合、その二つの組み合わせが、ボタンの目的の説明として正しいものである

期待される結果

この達成方法が「十分な達成方法」の一つである場合、この手順や期待される結果を満たしていなければ、それはこの達成方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の達成方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。