CEATEC 2011 アクセシビリティセミナー開催報告

CEATEC JAPAN 2011において、アクセシビリティセミナーが開催されました。

セミナーの概要は以下のとおりです。

日時 2011年10月6日(木)12:30~16:30
場所 幕張メッセ国際会議場1F 104会議室

大災害でウェブサイトが果たした役割と課題

スピーカー

  • 山田 肇 氏(東洋大学 教授)

概要

東日本大震災の際、人々への情報提供にウェブは大きな役割を果たした。旧来のメディアがカバーできない、しかし人々の身近なニーズに応える情報が、ウェブを通じて提供された。一方で、いくつかの課題も明らかになった。その一つがアクセシビリティである。本講演にて、大震災でウェブが果たした役割と課題についての説明とともに、課題の解決方法を提案された。

「みんなの公共サイト運用モデル」の概要について

スピーカー

  • 安間 敏雄 氏(総務省 情報通信利用促進課長)

概要

2010年8月にウェブコンテンツに関する高齢者・障害者等配慮設計指針である日本工業規格、JIS X 8341-3が改正された。これを受けて、国、地方公共団体における情報バリアフリー環境の整備に関する取り組みをより一層推進させることを目的として、総務省では、2010年度に改正版JISの手引き書として「みんなの公共サイト運用モデル」の改定を行った。改定された手引きでは、取り組むにあたっての目安となる例示などを記載している。

ウェブアクセシビリティ基盤委員会の活動(概要とJIS X 8341-3:2010に基づいたウェブ実装方法の選択)(Part1)

スピーカー

  • 渡辺 隆行 氏(東京女子大学 教授)
  • 植木 真 氏(株式会社インフォアクシア)

概要

日本のウェブコンテンツ・アクセシビリティの規格 JIS X 8341-3が2010年8月に改正公示された。この講演にて、本規格に基づいたアクセシビリティ確保の実践的な理解を目的に、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の委員長(渡辺氏)と副委員長(植木氏)により、WAICの活動概要、およびユーザエージェントによるサポート状況に基づいたウェブコンテンツの実装方法の選び方について解説された。

ウェブアクセシビリティ基盤委員会の活動(概要とJIS X 8341-3:2010に基づいたウェブ実装方法の選択)(Part2)

スピーカー

  • 梅垣 正宏 氏(日本障害者協議会)
  • 福田 健太郎 氏(日本アイ・ビー・エム株式会社)
  • 近藤 真太郎 氏(富士通デザイン株式会社)

概要

JIS X 8341-3:2010には「客観的な試験が可能」という特徴がある。本講演にて、WAIC副委員長(梅垣氏)と試験に関するWG3のメンバー(福田氏、近藤氏)により、JIS X 8341-3:2010に基づいた試験の概要、ツールを用いたチェック方法、目視によるチェック方法について、具体例を挙げてわかりやすく解説された。

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