2024年夏 公的機関向けウェブアクセシビリティセミナーアーカイブ動画を公開しました──ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1 公共啓発プロジェクト
ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC) 作業部会1 委員
株式会社メジャメンツ 岡上 洋子
ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1 公共啓発プロジェクトについて
ウェブアクセシビリティ基盤委員会(Web Accessibility Infrastructure Committee。以下、WAIC) にはいくつかの作業部会があり、このうち作業部会1(以下、WG1)は、JIS X 8341-3 の理解と普及に必要な活動を行っています。さらにWG1はいくつかのプロジェクトに分かれて活動しています。「公共啓発プロジェクト」は公共機関向けのウェブアクセシビリティ啓発施策の検討を行っているプロジェクトです。
(WAIC WG1 について詳細は、「日本におけるウェブアクセシビリティの理解と普及に努めるグループ──ウェブアクセシビリティ基盤委員会 作業部会1」をご覧ください。)
公共機関への啓発の取り組みとしてWAIC主催の「アクセシビリティセミナー」を実施しています。
「2024年夏 公的機関向けウェブアクセシビリティセミナー」を開催しました
同じくWG1の「セミナー開催プロジェクト」とも連携し、直近では 2024年9月20日(金) に一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会会議室およびYouTubeライブ配信にて、ウェブアクセシビリティ基盤委員会主催「2024年夏 公的機関向けウェブアクセシビリティセミナー」を開催しました。
公共機関の職員の方をはじめ、公的機関からウェブサイトの運営や制作を受託している一般企業の方などにもご参加いただき、会場6名、YouTubeライブ配信には最大同時接続数400ユーザーの方にご視聴いただきました。
受講後のアンケートでは以下のような感想をいただいています。
- ウェブアクセシビリティについて基礎的なことから具体例まで知ることができてよかった
- ウェブアクセシビリティに関する規格やガイドライン、WAICが公開しているガイドラインについて紹介されていてよかった
- 動画やデモなどがあり、スクリーンリーダーを使ってどのように読み上げられるのかが具体的に分かってとても参考になりました
- JIS規格の内容を分かりやすく説明するのが難しいと感じていましたが、セミナーでの説明の仕方がわかりやすく自分も参考にしようと思いました
アーカイブ動画をご視聴ください
2024年9月20日に開催した「2024年夏 公的機関向けウェブアクセシビリティセミナー」のアーカイブ動画を公開いたしました。ウェブアクセシビリティの基礎を学びたい方やウェブサイト担当者の方にも役立つ内容になっていますので、ぜひご覧ください。
- この文章は、一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)のメールマガジンへ掲載することを目的に書かれたものです。
- この文章は、執筆者個人の見解に基づくものであり、ウェブアクセシビリティ基盤委員会の公式的な見解を示すものではありません。