テキストのサイズ変更について、複数のブラウザで問題がないことを確認したが、チェックツールが警告を出す
フォントサイズを固定しているため、チェックツールを使うと警告が出てしまうのですが、実際に複数のブラウザではフォントサイズを200%まで拡大ができ、拡大していってもレイアウトが崩れることなく利用できることを確認しました。この場合どう判断するべきでしょうか。
一般論として、アクセシビリティチェックツールは、問題箇所を指摘するだけではなく、機械的な判定ができないチェック項目では人間による確認を求めることがあります。
ご質問の例も、機械的には判定できないため、確認を要することを指摘しているものと考えられます。試験において、ウェブコンテンツが想定するブラウザ全てを用いて、実際に200%まで拡大していきながら表示の確認を行い、閲覧や操作に支障が生じないことが確認できれば、問題なしと判断して差し支えないでしょう。
なお、特定のツールの具体的な動作等については当委員会では回答いたしかねますので、詳細はツールを開発・提供しているベンダーにお問い合わせください。
このQ&Aは、以下のセミナーでの質疑応答に一部編集を加えたものです。