ランダムに選んだ試験対象の特徴に関する質問
試験結果を公開しているウェブサイトを見ますと、ランダムに40ページを試験対象に選択した事例が多いようですが何か理由はありますか?
また、試験対象にトップページが含まれているのは、ランダムとは言えないのではないでしょうか?
ランダムに選定したとしてもトップページが含まれる可能性もあるので、ランダムに選択したと明記されている場合にはその方法を取っていることを表明していることになります。
ただし、重要な位置付けのページなのでトップページを試験対象に含めたということであれば、選択方法として「ウェブページ一式を代表するウェブページとランダムに選択したウェブページとを併せて選択」もしくは「ウェブページ一式を代表するウェブページを選択」と記載すべき事例となります。
また、数量についてですが、40ページはJIS X 8341-3:2016「合否判定に十分なページ数」の目安であり、必ずしも40ページである必要はありません。詳細についてはJIS X 8341-3:2016 試験実施ガイドラインを参照してください。
(2019年10月8日更新)
このQ&Aは、以下のセミナーでの質疑応答に一部編集を加えたものです。