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Web担当者のためのアクセシビリティセミナー 〜JIS X 8341-3:2016の公示を踏まえて〜 開催報告

2016年5月11日、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)会議室において、「Web担当者のためのアクセシビリティセミナー 〜JIS X 8341-3:2016の公示を踏まえて〜」を開催しました。

114名の方々よりお申し込みいただき、当日は93名の方々にご参加いただきました。誠にありがとうございました。

ココが変わった!JIS X 8341-3:2016 徹底解説

講師
委員長 植木 真

講演中の植木氏

旧規格「JIS X 8341-3:2010」からの変更点を中心に、「JIS X 8341-3:2016」の全体像を紹介しました。

JIS X 8341-3:2016 への対応を進めるためのガイドラインの紹介

講師
作業部会3 主査代行 福田 健太郎

講演中の福田氏

当委員会が独自に提供している4つのガイドラインについて、JIS X 8341-3の改正にあわせて変更した内容の概要と、各ガイドラインを利用する上でのポイントを紹介しました。

アンケート集計結果

アンケート回答数:87

回答者個人を特定するおそれのある情報につきましては、割愛させていただきました。また、文意を変えない範囲で、漢字の使い方や句読点等、適宜編集のうえ掲載させていただきました。

参加者の属性

参加された立場 回答数(%)
企業のWeb担当者 24(28%)
Web制作者(制作会社・フリーランス等) 33(38%)
省庁のWeb担当者 2(2%)
自治体のWeb担当者 6(7%)
その他公的機関のWeb担当者 17(20%)
その他 3(3%)
無回答 2(2%)

ココが変わった!JIS X 8341-3:2016 徹底解説

理解度

5段階評価で、5が「理解できた」、1は「難しかった」です。

理解度 5 4 3 2 1 無回答
回答数(%) 31(36%) 38(44%) 15(17%) 2(2%) 1(1%) 0(0%)

役立ち度

5段階評価で、5が「役に立った」、1は「役に立たなかった」です。

役立ち度 5 4 3 2 1 無回答
回答数(%) 38(44%) 37(43%) 9(10%) 2(2%) 0(0%) 1(1%)

お寄せいただいたコメント(一部)

  • JIS X 8341-3:2016の変更点が分かって良かったです。
  • 様々な事柄の背景や諸外国の状況などの話を聞くことができて有意義な時間でした。
  • 部分適合のあたりが少し分かりにくかったです。
  • 分かりやすく表現していただき助かりました。
  • 解説書を読んでも難解な部分が多かったのですが、元がわからない表現というのを聞き、理解できました。
  • WCAG2.0訳語見直しの意味、理由などについて知りたい(広く解釈させるためなのか?等)。それ以外はとても分かりやすい内容でした。勉強になりました。余計に適用基準が曖昧になるように感じました(これはJIS X 8341-3:2016自体の話ですが…)。
  • 部分適合についてもう少し他の例も知りたい。
  • 改定ポイントが整理された状態でよく分かりました。また、海外の対応事情についても大変ありがたい情報提供でした。障害者がうまく使えないのは人権問題に捉えられるほどにWebもなったと言う認識を確認するまとめが心に残りました。
  • 元のJIS規格を知らずに参加している人もいたり、10年前に読んだきりだったりするので、元のJISの紹介もざっくりしてもらえるとありがたかった。JIS規格の内容は公開されていないので読む機会が得にくい。
  • 事前に独学で勉強していたこともあり、理解できた。また、独学では分からなかった部分も講演を聞いて良く分かりました。
  • 論旨がクリアに伝わりました。
  • ボリュームが多かったため、早口で少し分かりづらいところもありましたが、変更点はよく理解できました。
  • 事前にWebで公開されている解説も拝見しておりましたが、部分適合の考え方など例も交えて説明いただき分かりやすかったです。
  • 事前に資料が手元にあると尚理解しやすい。
  • JIS X 8341-3:2016の改正点が明確に分かりました。
  • 理解はできたが、事前に2010と2016を読んでおいた方が良かったと思いました。

JIS X 8341-3:2016 への対応を進めるためのガイドラインの紹介

理解度

5段階評価で、5が「理解できた」、1は「難しかった」です。

理解度 5 4 3 2 1 無回答
回答数(%) 18(21%) 40(46%) 19(22%) 6(7%) 2(2%) 2(2%)

役立ち度

5段階評価で、5が「役に立った」、1は「役に立たなかった」です。

役立ち度 5 4 3 2 1 無回答
回答数(%) 25(29%) 42(48%) 14(16%) 1(1%) 2(2%) 3(3%)

お寄せいただいたコメント(一部)

  • 文書では伝わりにくい内容を補足してくださり、非常に分かりやすかったです。
  • 情報量が多く、ポイントが絞り切れなかった。スライドの文字が小さくて読むことができませんでした。
  • ガイドラインをしっかり理解して、対応を進めたいと思います。
  • 内容については理解できたが、個別具体的にどのような事を実施すれば達成できるか解説して欲しかったです。
  • ガイドラインの量が多いので、説明を追いかけるのに精一杯でした。
  • 具体的で分かりやすかったです。
  • 関連文書、ガイドラインがいろいろあって、全容把握が大変そうですが、全体像を伺えて良かったです。
  • 具体例もあり大変分かりやすい講演でした。とても参考になりました。
  • 制作側として、クライアントとの意識の統一として正しく指示書を読み取れるようになって良かったです。
  • セッション1を噛み砕いた内容だったように思います。重複する内容が多かった。
  • 内容が盛りだくさんで理解仕切れていないところもありますが、公開されているガイドラインと照らして、理解を深めたいと思います。ありがとうございました。
  • 資料のボリュームに対してスピードが速く、メモが取りづらかったです。
  • ガイドライン化の必要性や取り入れ方、記載内容のボリューム感について改めて見直すきっかけとなった。
  • サービス担当と制作者との間のガイドラインのすり合わせが必要な内容だと思いました。

JIS X 8341-3:2016対応においてお困りのことは何でしょうか?

選択肢(複数選択可) 回答数(%)
取組手法・手順が不明確21(24%)
取組への意識が向上しない32(37%)
予算確保が難しい26(30%)

お寄せいただいたコメント(一部)

  • 規格策定前に作成されたシステムから生成されるコンテンツが対応できない。
  • デバイスの多様化に伴い(特にタッチデバイス)、適合するためにはどのようにテスト方法が自信が持てない事がありました。事例を充実頂けますと助かります。
  • ページが分散しており対応が間に合わない。
  • 対応の実例を知りたい。
  • チェック方法が本当にあっているのか、社内で独自に進めているので不安はあります。
  • サイトの目的が「購買」である場合、ROIに影響しない(するように感じられない)アクセシビリティ対応は後回しになりがち(訴訟などによる損害が明確に想定されるようであれば別ですが)。
  • 社内への説明会(勉強会)等での周知が必要。
  • クライアント、制作者とか意識改革が難しい。
  • 各サイトにおいてどこまで対応した方が良いか、説明するのが難しいことがあります。
  • 規格の内容が抽象的で、一般の人間には何のことを指しているのか理解できるものではない。
  • 分かりにくい。
  • 堅苦しく、時間を取られそうなイメージが抜けない。
  • 交通機関なのですが、社内で理解が進まない。
  • 試験できるリソースが不足しているが、教育も難しい。
  • ページ移行の際にアクセシビリティ対応していないページが多く工数が溢れてしまう。
  • scope属性など細かいところでどう対応すれば良いのか、教えて欲しい。本当に全てに対応しているのか?など。
  • Webサイトのページ数が多いため対象範囲を決定するのが難しい。

ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)へのご要望等ございましたらお聞かせください。

選択肢(複数選択可) 回答数(%)
セミナーの開催46(53%)
相談会の開催13(15%)
講師等の派遣5(6%)
Webサイトによる情報提供47(54%)
Webサイト以外(SNS・メルマガ・書籍等)による情報提供15(17%)

お寄せいただいたコメント(一部)

  • コンテンツの実装方法や注意点などのテクニカルな部分についてのセミナーを開催していただきますと非常にうれしいです。
  • チェックや実装のダメな例、良い例をもっと具体的に知りたいです。
  • 本日はありがとうございました!
  • 講師等の派遣によるセミナー、教育等の制度があると有難い。
  • WAICのサイト内リンクが切れていることが多い。記載すべき参照先URLが変わりどのサイトからも総リンク切れになっていることもあるので計画性を持って欲しい。
  • このようなセミナーで(できれば技術的な事の詳細も)もっと沢山開催していただければ助かります。大変役立ちました、ありがとうございました。
  • お金をかけて試験・診断を実施したい際の相談先の紹介。
  • 対応がしやすいようになると、本当にありがたいです。
  • 貴重なセミナー開催ありがとうございました
  • まだ取り組んだことがないので、一度トライしてから再度聞きたいと思った。