WCAG 2.0 達成方法集

Skip to Content (Press Enter)

-

G133: 複数の画面で構成されるフォームの最初のページに、利用者がセッションの制限時間を延長又は解除できるチェックボックスを提供する

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法(参考)の使用法及び、それらがWCAG 2.0 達成基準(規定)とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用(対象)セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用(対象)

複数の画面で構成されるフォームのあるコンテンツ

これは、次の達成基準に関連する達成方法である:

解説

この達成方法の目的は、複数の画面で構成されるフォームを記入するにあたって時間の延長を要求できるチェックボックスを提供することにより、障害のある利用者が途中まで記入した内容を失うリスクを最小化することである。このチェックボックスによって、利用者は、具体的にどれだけの時間を追加したいか(例えば15分など)、あるいは無限に延長したいかを要求できるようになる(ただし、利用者のプライバシーやネットワークのセキュリティを危険にさらす恐れがある場合、無限に延長できるようにすることは適切ではない)。

事例

事例 1: 具体的な延長時間を要求するチェックボックス

5つのパートで構成されるフォームの最初のパートがウェブページに表示されている。フォームの記入方法に関する一般的な説明のすぐ後に、「フォームの各パートの記入に必要な時間を15分延長する」というラベルのチェックボックスがある。

事例 2: 無限の延長を要求するチェックボックス

3つのパートで構成されるフォームの最初のパートがウェブページに表示されている。各パートにそれぞれ10個以上の入力項目がある。それらの入力項目のなかには、リンクをたどって付加的な情報を見なければならないものもある。フォームの記入方法に関する一般的な説明のすぐ後に、「フォーム記入に必要な時間を無限に延長する。また、最後のパートを記入する前にフォームの記入をやめる場合は、ウェブブラウザを閉じなければならないことに同意する。」というラベルのチェックボックスがある。

検証

チェックポイント

ウェブページに、複数の画面で構成されるフォームの最初のパートがある場合:

  1. ウェブページにフォーム入力を完了させるための追加時間を要求するチェックボックスがある。

  2. チェックボックスが選択されている場合、フォーム入力を完了させるための追加時間が提供されている。

判定基準

  1. 全てを満たしている。

この達成方法が「十分な達成方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの達成方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の達成方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。