適用 (対象)
全てのウェブコンテンツ技術
これは達成基準 1.1.1: 非テキストコンテンツ (失敗例) に関する達成方法である。
解説
この失敗例の目的は、テキストによる代替が提供されないときに、ASCII アートの使用を避けることである。ASCII アートは文字列として実装されるが、その意味は、その文字列の視覚的提示によって形成されるグリフのパターンから来るのであって、テキスト自体から来るのではない。したがって、ASCII アートは非テキストコンテンツであり、テキストによる代替が必要となる。テキストによる代替又はテキストによる代替へのリンクは、ASCII アートと関連付けるために、そのASCII アートの近くに置くべきである。
事例
事例 1: テキストによる代替のない ASCII アートのチャート
次の ASCII アートのチャートは、テキストによる代替がないため、達成基準 1.1.1 を満たしていない。実際にこの失敗例はこのページを失敗させる原因となるが、ASCII アートの例をスキップすることはできることに注意する。
<pre> % __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ 100 | * | 90 | * * | 80 | * * | 70 | @ * | 60 | @ * | 50 | * @ * | 40 | @ * | 30 | * @ @ @ * | 20 | | 10 | @ @ @ @ @ | 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70 Flash frequency (Hz) </pre>
検証
手順
- ASCII アートのあるページを開く。
- それぞれの ASCII アートに対して、テキストによる代替が提供されていることを確認する。
期待される結果
- 2. の結果が偽である場合、この失敗例の条件は適用され、コンテンツは達成基準の失敗となる。