適用 (対象)
全てのウェブコンテンツ技術
これは達成基準 2.4.2: ページタイトル (失敗) に関する達成方法である。
解説
これは、ウェブページにページタイトルはあるが、そのページタイトルがウェブページのコンテンツ又は目的を示していないことによる失敗例について述べている。
事例
例 1
次に挙げるのは、ページタイトルとはいえない文言の例である:
-
オーサリングツールの初期設定のページタイトル。例えば、
- "ここに HTML ドキュメントのタイトルを入れてください"
- "無題ドキュメント"
- "タイトルなし"
- "無題ページ"
- "新しいページ 1"
- それぞれの内容を示していないファイル名。例えば、"report.html" 又は "spk12.html" など。
- 空のテキスト
- 埋め草又はプレースホルダーのテキスト
訳注
埋め草とは、空いたところや、欠けた部分を埋め補うもののこと。フィラー。埋め草(うめくさ)の意味 - goo国語辞書も参照のこと。
例 2
テンプレートを用いて生成されたサイトにおいて、サイトの各ページに同じページタイトルがついている。そのため、ページタイトルによってページの違いを見分けることができない。
検証
手順
- 各ウェブページのタイトルが、そのウェブページのコンテンツ又は目的を特定するかどうかを確認する。
期待される結果
- #1 の結果が偽である場合、この失敗例が適用され、そのコンテンツは達成基準の失敗となる。