WCAG 2.0 実装方法集

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SCR18: クライアントサイドのバリデーション及びアラートを提供する

適用(対象)

利用者の入力を検証するコンテンツ

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

解説

この実装方法の目的は、クライアントサイドのスクリプトによって、各フィールドで利用者が入力する値を確認することである。エラーが見つかった場合、警告ダイアログを表示し、エラーの内容をテキストで示す。警告ダイアログを閉じるとともに、スクリプトによってキーボードフォーカスをエラーが起こったフィールドに移動させれば、それは利用者にとって役立つ。

事例

事例 1

以下のスクリプトは、有効な日付がフォームのコントロールに入力されたかをチェックする。

コード例:


<label for="date">日付:</label>
<input type="text" name="date" id="date" 
onchange="if(isNaN(Date.parse(this.value))) 
alert('alert('このコントロールは日付が正しくありません。値を再び入力してください。');" />

検証

チェックポイント

特定の入力を必要とするフォームのフィールドに対して:

  1. 無効なデータを入力する。

  2. エラーを説明している警告が提供されている。

判定基準

注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。