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WCAG 2.0 実装方法集

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G166: 重要な映像コンテンツを説明する音声を提供する

適用(対象)

映像コンテンツを実装できる全てのウェブコンテンツ技術

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

解説

映像しか含まないコンテンツは、全盲の利用者及びロービジョンの利用者にとってはアクセシブルではない。そのため、これらの利用者が音声による代替コンテンツを利用できることが重要である。その一つの方法として、映像に含まれている情報を説明する音声トラックを提供する方法がある。この音声は、例えばMP3のように、インターネット上で一般的に使われている音声フォーマットである必要がある。

事例

事例 1

ウェブページに、宇宙船の火星着陸シーンの映像しか含まないプレゼンテーションへのリンクがある。そして、この映像へのリンクは、宇宙船の写真である。この映像を説明する音声ファイルへのリンクが、映像の近くにある。これは、次のHTMLコード例のようになるだろう。

コード例:


<a href="../video/marslanding.mp4"><img src="../images/spaceship.jpg" 
   alt="火星着陸(映像のみ)" width="193" height="255"/></a>
<br />
<a href="Mars_landing_audio.mp3">映像「火星着陸」の音声ガイド</a>
		

検証

チェックポイント

映像しか含まないウェブページに対して:

  1. 映像しか含まないコンテンツの直前又は直後に、[ここから追加] 映像のコンテンツを説明する[追加ここまで]代替の音声コンテンツへのリンクがある。

判定基準

注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。