全てのウェブコンテンツ技術
これは、次の達成基準に関連する実装方法である:
この実装方法の目的は、障害のある利用者がCAPTCHAのタスクを完了できないという事態を減らすことである。異なるモダリティを用いた代替のCAPTCHAを提供することによって、利用者がいずれかのCAPTCHAによりタスクを完了できる可能性が高まる。
あるプロセスで次のステップに進むために利用者が完了しなければならないCAPTCHAのテストを含んだウェブページがある。ウェブページには、画像に表示されている言葉をタイプ入力する視覚的なタスク、及び音声ファイルで読み上げられる文字をタイプ入力する音声によるタスクの両方がある。聴覚に障害のある利用者は、音声CAPTCHAをクリアすることはできないが、視覚的なCAPTCHAであればクリアすることが可能になる。
ブログのコメント記入フォームに視覚的なCAPTCHAが含まれていて、利用者がコメントを送信するには、このCAPTCHAをクリアしなければならない。視覚的なCAPTCHAのほかに、「2+7の答えは」と問うフォームで利用者が解答を記入するためのテキスト入力フィールドが用意されたCAPTCHAもある。
ウェブページにあるCAPTCHAに対して:
ウェブページに、同じ目的を果たす、異なるモダリティを用いたCAPTCHAがもう一つ提供されている。
1. を満たしている。
注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。
日本語訳における注記:
この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。