WCAG 2.0 実装方法集

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F54: 達成基準 2.1.1 の不適合事例 - ある機能にポインティング・デバイス特有のイベント・ハンドラを用いている

適用(対象)

ポインティング・デバイス特有のイベント・ハンドラを用いたウェブコンテンツ技術

これは、次の達成基準に関連する不適合事例である:

解説

ポインティング・デバイスに特有のイベント・ハンドラだけがコンテンツ上の機能を呼び出すメカニズムであるとき、(マウスのような、目と手による連携が必要な機器を利用できない)全盲の利用者をはじめとした、代替キーボード又はキーボードエミュレーターとして動作する入力機器を用いなければならない利用者は、コンテンツの機能にアクセスできない。

事例

不適合事例 1

次に示すのは、マウスでのクリックに反応して他のページに移動する画像の例である。これは、キーボードを用いて次のページに移動できないため不適合である。 <p><img onmousedown="nextPage();" src="nextarrow.gif" alt="次のページへ移動"></p>

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

チェックポイント

  1. ポインティング・デバイスに特有のイベント・ハンドラだけが、スクリプトの機能を呼び出す唯一の方法である。

判定基準

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。