JIS X 8341-3: 2010

テストファイル

達成等級A

G115: セマンティックな要素を用いて、構造をマークアップする

例2: 引用元を示すcite要素と引用部分を示すblockquote要素

このテストファイルが参照するオリジナルの実装方法

テスト対象

テスト開始

夏目漱石の小説「吾輩は猫である」は、猫の視点から描かれている。書き出しはこうだ。

吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。

テスト終了

テスト方法

ブラウザの場合

  1. 表示 1:cite要素でマークアップされた「吾輩は猫である」が、引用元であることが分かるように表示されるか(例:イタリック/斜体で表示される)
  2. 表示 2:blockquote要素でマークアップされた部分「吾輩は猫である。名前はまだ無い。・・・思わなかった。」が、引用部分であることが分かるように表示されるか(例:行頭がインデントされる)

判断基準

  • サポートあり: 1.及び2.の両方がOK
  • 一部サポート: 1.又は2.の一方だけがOK
  • サポートなし: 1.及び2.の両方がNG

音声ブラウザ、スクリーンリーダーの場合

  1. cite要素でマークアップされた「吾輩は猫である」が、引用元であることが分かるように読み上げられるか
  2. blockquote要素でマークアップされた部分「吾輩は猫である。名前はまだ無い。・・・思わなかった。」が、引用部分であることが分かるように読み上げられるか

判断基準

  • サポートあり: 1.及び2.の両方がOK
  • 一部サポート: 1.又は2.の一方だけがOK
  • サポートなし: 1.及び2.の両方がNG