アクセシビリティ・サポーテッド(AS)情報:H80-2

H80-2: リンクテキストとその直前にある見出し要素とを組み合わせて、リンクの目的を特定する

関連する達成基準の実装方法一覧

7.2.4.4文脈におけるリンクの目的に関する達成基準 (等級A)

テストファイル

H80-2のテストファイル

見解

要注意

対象

見出しの後のp要素内にあるa要素

代替もしくは推奨する方法

できるかぎり、「リンクテキストだけ」でリンクの目的が分かるようにするとよい。それができない場合にこの実装方法を用いる。

備考

サポートしていないスクリーンリーダーでも見出しジャンプの逆順(Shift+Hキー)で前にある見出しを確認することはできる (ただし、この場合はフォーカスも移動してしまう)。

テスト結果の詳細

ユーザエージェント 検証結果 操作手順 備考
Internet Explorer 6.0 - テスト不要
Internet Explorer 7.0 - テスト不要
Internet Explorer 8.0 - テスト不要
Internet Explorer 9 テスト不要
Firefox 3.5 - テスト不要
Firefox 4.0 - テスト不要
Firefox 9.0 テスト不要
Safari 3.2 - テスト不要
Safari 5.0.3 - テスト不要
JAWS for Windows 9.0 ■読み上げ
「見出し イコール 年次報告書 2010年版 タイトルは H80 コロン リンクのラベルとその直前にある見出し要素とを組み合わせて テン リンクの目的を特定する ハイフン 例2」
1.○:Ins + Tで上記を読み上げる。
2012年4月修正
ホームページ・リーダー 3.04 × 1.一つ目のセクション(年次報告書 2010年版)にあるリンク「(PDF)」にフォーカスを移動させた状態で、何らかのキー操作により、そのセクションの見出し「年次報告書 2010年版」を読み上げることができるかを確認
2.読み上げることができた場合、そのままの状態でEnterキーを押すとリンク先(WAICのサイト)に遷移するか(フォーカスがリンクから移動していないことを確認する)を確認
2012年4月修正
■読み上げ
「年次報告書 2010年版(HTML) (PDF) (RTF) 年次報告書 2011年版(HTML) (PDF) (RTF) 」
1.×:「(PDF)」にフォーカスを移動させた状態で、読み上げることができないため、×。
2.1番が読み上げることができないため、×。
PC-Talker XP 3.06 × 1.×:該当するキー操作がない
2.×:1番が読み上げることができなかったため、×。
2012年4月修正
PC-Talker XP 3.06 + NetReader 1.18 ■読み上げ(テキスト画面)
「年次報告書2010年版改行16の1、レベル2」
1.△:デフォルトをグラフィック画面にしているが、テキスト画面のみ操作して読み上げることが可能
2.×:テキスト画面で上記読み上げるが、フォーカスが見出しの方にあるため、リンク先に遷移しない。
2012年4月修正
FocusTalk V3 × 一つ目のセクション(年次報告書 2010年版)にあるリンク「(PDF)」にフォーカスを移動させた状態で、PageUpキーを操作すると、そのセクションの見出し「年次報告書 2010年版」を読み上げる。
Enterを押下してもリンク先に遷移しない。
2012年4月修正
NVDA 2010.1j - NVDA 2011.1 でのみ再検証実施
NVDA 2011.1 Tabキー(またはKキー)でフォーカスを[PDF]リンクへ移動させると、「PDF リンク」と読みあげる。
1. その状態でShift+Hキーを押すと、「年次報告書 2010年版」と読み上げる
2. 機能未実装のためテスト不可
2012年4月修正
Firefox18.0.1 - テスト不要
Google Chrome 25 テスト不要
Safari 6.0.5 テスト不要
NVDA 2012.3 ■操作手順
Tabキーを用いて「(RTF)」というリンク項目に移動し、Shift+Hキーを押すと「年次報告書 2010年版」と読み上げた。
■音声読み上げ
年次報告書 2010年版
PC-Talker 7 2.12 ■操作手順
Shift+Hキー
■音声読み上げ
Ctrl+下矢印キー、またはTabキー
「PDF リンク」
Shift+Hキー
「年次報告書 2010年版 17の位置 見出しレベル2」
Enterキー押下でリンク先へ移動
VoiceOver × ■操作手順
フォーカスの当たっている個所以外の情報を読み上げることができない。
■音声読み上げ
「PDF リンク」